三菱地所株式会社は10月9日、江東区新砂3丁目に総店舗数105店からなる大型複合商業施設「南砂町ショッピングセンター SUNAMO(スナモ)」をオープンする。「SUNAMO」は、周辺エリアの開発が急速に進む東京メトロ東西線「南砂町駅」から徒歩5分の立地に、“いつでも何でも揃っている”“心くすぐる日常がある”をテーマとした商業施設。 出店店舗は、大型店7店、物販61店、飲食24店、サービス13店の合計105店で、「カインズホーム」や家電「コジマ」「スポーツ・デモ」などの大型店が集積しているほか、ファミリー向けに多彩なライフスタイルを提案するファッション・雑貨等の専門店や、フィットネスクラブ、エステ・リラクゼーション等のサービス店舗が出店する。また、4階には各地から選りすぐりの人気店が集うレストランゾーン、ライブ感ある個性豊かな各店が軒を並べるフードコートからなる「フード・パーク」が誕生する。 主な飲食店は、まぐろ人の和食・回転寿司「まるかみ水産株式会社 定食居酒屋 廻転寿司 まぐろ人」、フジオフードシステムの和食ビュッフェ「自然派おばんざい ご馳走BUFFET 芋と大根」、群馬から進出したインドカレーとナン「ニューデリー マムタージ」、北海道イタリアンのイーストン「ミア ボッカ」、アパの「焼肉 肉卸し 徳永商店」、浅草の名店「洋食屋 ヨシカミ」など。最近のベタ系ブームを意識し、寿司も焼肉も定食も店名にこだわった。地方の店は「厳しいロードサイドで勝っている新興企業」を誘致したとしている。 また、フードコートは「なに、食べたい? と入り口の看板に書いているように、わかりやすさを重視しました」(三菱地所担当者)という。成長するニューファミリーマーケットを意識した戦略で、フードコートには子供が遊べる遊技場やゲームセンターが併設されている。フードコートのテナント企業としては、韓国料理のポド、フーデックス、佐世保バーガーなどが出店、さらにフジオフードシステムが「富士宮やきそば」、元天コーポレーションが「たこ焼き」を出店するなど、トレンドを踏まえた新業態での挑戦が目につく。 なお、三菱地所は今年4月から「商業施設事業グループ」を独立、東京・丸の内エリアのみならず、全国各地で地域ニーズに応える商業施設開発に積極的に取り組んでいくとしている。
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[商業施設ニュース]
2008.10.08
三菱地所が東京メトロ東西線「南砂町駅」に大型複合商業施設「南砂町ショッピングセンター SUNAMO(スナモ)」を10月9日オープン!
(取材=編集部)