「すべての人の『幸せの力』に!!」を企業理念に掲げ、素材力を最大限に活かした炉端焼き居酒屋「なかめのてっぺん」(中目黒)、もつ鍋や水炊き餃子が評判の居酒屋「むげん」(京都2店舗)などの飲食店をプロデュースする株式会社幸せの力 カンパニー(京都府京都市中京区、代表取締役・内山正宏氏)は12月12日、新たに中目黒駅から徒歩1分という好立地に同社「なかめのてっぺん」の姉妹店となる串揚げとモツ煮込みの店「ふたつめ」をオープンした。 山手通りから1本脇道に入った路地裏に位置し、一面ガラスの扉越しに見える活気に満ちた様子が通行人を呼び止める。若いスタッフの威勢のいい声が飛び交う“The 居酒屋”という雰囲気ながら、大衆居酒屋とは異なり、漆喰が塗られた壁に温もりを感じる木の家具など、天然素材がふんだんに使われた店内はおしゃれに敏感な若者や女性1人客もゆっくりと寛げるようにと居心地重視の内装に仕上がっている。気になる価格帯は、隣にある姉妹店「なかめのてっぺん」が客単価4,000円というのに対し、客を取り合わないようにと20代の若者をコアターゲットに据えた同店は、串揚げ1本100円~、アルコール350円~。客単価2,700円前後と、価格をぐっと抑えた設定になっている。 料理は、串揚げとモツ煮込みの二本柱。一本100・150円が中心の串揚げは、オクラチーズや赤ウインナー、マグロほほなど、野菜から肉や魚介と、全33種。注文が入るごとにカウンターの目の前のフライヤーで揚げ、熱々の串を一本ずつ提供する。最高でも国産牛ヒレ300円という価格が嬉しい。また、営業中もずっと火をかけ続けてトロトロに煮込んだ「牛すじ味噌煮込み」(450円)や「カレーもつ煮」(450円)などの煮込み料理も、リピーターが多い逸品。ほか、「マグロ中落ち刺し」(600円)や「熊本の銘品 馬刺し」(700円)など、味が濃かったり、ジャンク的な食べ物等、お酒との相性がよく、若い人が好む料理が揃う。 串揚げに合わせた一押しのお酒が、2009年に大ブレイクしそうな“ハイボール”だ。専用サーバーを導入し、シュワシュワッと強い炭酸を閉じ込めたまま、ジョッキクーラーできんきんに冷やしたグラスについで提供するハイボールは脂っぽい串揚げ料理と好相性。レモンを絞った「サントリー ザ 角ハイボール」(400円)のほか、すだちが効いた爽やかな後味の「中目黒ハイボール」(450円)、ほんのり甘い梅酒風味の「ふたつめハイボール」(400円)と3種が揃う。 ターゲットとする客層同様、同店の店長、真船優氏(28才)を始め、スタッフは皆若手揃い。「いい意味で“友達接客”をしていきたい。目指すところは、客同士が友達になって、あそこにいけば誰かしらいるという空間。そうすれば店全体が盛り上がっていくと思うので」と真船店長。「ハイボールを2杯飲み、串揚げを4本位頼んでも2000円いかないくらい。仕事帰り、家に直行する前にちょっと立ち寄る。そんな感覚で使って欲しいですね」と語る。地元を大切にする「なかめのてっぺん」の精神をしっかりと受け継いだ新店の誕生により、同社の中目黒における存在感はさらに確かなものになっていくに違いない。
店舗データ
店名 | ふたつめ |
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住所 | 東京都目黒区上目黒3-9-5 プラージュ目黒1F |
電話 | 03-3712-2022 |
営業時間 | 17:00~02:00(L.O.01:30) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 28席(カウンター12席、テーブル16席) |
運営会社 | 株式会社幸せの力カンパニー |
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