ハレノヒ初の洋食レストランが新宿ルミネエストに登場！「ルー」が主役の新業態「(る)ハレノヒ」が4月15日オープン！

新宿駅東口にあるファッションビル・ルミネエスト7階にオープンした洋食レストラン「(る)ハレノヒ」が人気を集めている。経営は、都内を中心に飲食店を展開するノスプロダクター（東京都品川区、代表取締役：小野坂直之氏）。これまでに様々な「ハレノヒ」業態で、蒸し野菜やコラーゲン鍋、凹カステラといった話題のメニューで流行にさきがけてきた同社の初の試みとなる洋食業態。世代を問わず好まれる馴染み深い洋食メニューをラインナップし、ベースとなる料理によって自在に表情を変える“ルー”にスポットを当てることで、オリジナリティ溢れるカジュアルなプレートメニューを提供する。 ルーが主役となるメニューには、ホワイトルーを使用した「る・ハンバーグドリア」「る・エビマカロニグラタン」（各1080円）や、トマト・ブラウン・ホワイトの3種からルーをセレクトできる「る・オムライス」（1080円）の他、煮込みハンバーグに海老フライ、チキンライスの付いた「よくばりセット」（1180円）が用意され、いずれもかぼちゃコロッケ・蒸し野菜・バーニャカウダソースが付く。ランチ時には9種類の「る・定食」をドリンク付で980円からラインナップし、プラス50円でライスやパスタの増量にも対応する。 ドリンクは、ソフトドリンクからアルコールまでを幅広く取り揃え、懐かしの「クリームソーダ」（500円）や「日替りカラダヨロコバシドリンク」（300円）、イタリア製のスムージーマシンで作る「フローズンジンジャーハイボール」（580円）などを用意する。また、カフェタイムの充実を図るために、「プリンアラモード」や「チョコバナナパフェ」（各580円）といったメニューを用意する他、人気の「オムレツケーキ」も扱う。シンプルなカスタードの“中目黒”を筆頭に、熱川（バナナ）、ブリュッセル（チョコ）、宇治（抹茶）、香港（杏仁豆腐）など地名を用いたユニークなネーミングで、季節メニューの6種を、イートインはもちろんのこと、テイクアウト用販売も行なう。 今回の出店に関しては、ルミネエストサイドからの申し入れにより、蒸し新鮮野菜を提案する「(畑)ハレノヒ」での出店を依頼されたことから始まった。これまで同社は、20代後半から30代の美容や健康に感心のある女性をメインターゲットに数々のブームを作ってきたが、ファッションビルであるルミネエストの主力ターゲットが20代前半と若い世代になることを考慮し、これまでのコンセプトや業態をまっさらの状態にし、練り直しを重ねたという。洋食をメインとすることが決定したあとは、ルーやメニューの開発に奔走し、3月にようやくメニューが決定するといった状況であった。「初めての洋食業態で、初めての種類豊富な14種のメニュー、初の試みとなるファッションビルでの展開と何もかもが初めてづくしのため、大変苦労しました。ルーの開発に関しても納得のいくものにたどり着くまで、スタッフが一丸となって試作を何度も何度も繰り返した結果、自慢のルーを作ることができました」と広報担当の駿田真由子さん。 通常であれば、ファッションビル内の飲食店は回転率を上げることに重きを置くが、場所が変わっても、ゆっくりと長居してほしいという「ハレノヒ」スタイルは健在。店内のイスを座り心地のいい高さ45㎝と低めに設定したり、お喋りをしながらアツアツのまま食べてほしいという思いから、ルーが冷めにくいようストゥブ社のココットで提供するなど、配慮がそこかしこに見受けられる。馴染みの洋食をワンランク上のよそおいに変える、オリジナルのシックな黒いプレートも見逃せない。 これまでは、「ハレノヒ」の蒸し野菜やコラーゲン鍋を目指して来店する顧客をメインに展開してきた同社であるが、ファッションビル内の競合がひしめくレストランフロアでの出店ということで、店のコンセプトやメニューがすぐにわかるよう、パネルやメニューを見やすくしてフリー客を確実に獲得することに余念がない。駿田さんは「“美味しい”の尺度は人それぞれ異なるものであるので、伝えることは難しく、それだけで印象に残るというのはなかなか難しいもの。美味しくて記憶に残る演出ができれば、自慢のルーもきっと記憶にとどめてもらえるのではないか。豊富なメニューをラインナップしているので何度も足を運んでいただきたい」と意欲を見せ、年間の売り上げ目標に2億円を掲げている。

店舗データ