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東日本大震災発生後、外食業界が結束し数々の支援プロジェクトを推進!「食から日本復興を!」を合言葉に、カフェカンパニー、グレイス、居酒屋協会などが復興支援に向けて立ち上がる

カフェカンパニーが立ち上げた募金活動『Food As Love』のロゴイメージ
グレイスの中村仁氏らが発起人となって情報発信する『smileat(スマイル+イート)』にもぜひ注目したい

(取材=編集部)


3月11日、未曾有の大災害である東日本大震災が発生。その後今も、多くの被災者の方々は、避難先にて大変苦しい思いをされている。そして東京でも、オフィス街や繁華街の飲食店からはいつもの賑わいが消え、町はひっそりと静まりかえっている……。
そんな中、外食業界の企業が次々と立ち上がり、垣根を越えて結束し、「食から日本復興を目指そう!」という言葉のもとで力強い復興支援の活動を行なっている。
カフェカンパニー(代表取締役社長:楠本修二郎氏)は、「食から日本を復興する」という信念のもと、『Food As Love』を立ち上げた。被災地の方々が一日も早くあたたかい食卓を囲める日が迎えられるよう、チャリティープラットフォーム『Just Giving』を通じて、災害発生の翌日より、募金活動を開始した。募金は、カフェ・カンパニー全店舗に設置している募金箱や、Just Giving『Food As Love』のHPより可能。なお、集まった募金は、 NPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織『CIVIC FORCE』に届けられる。
こうしたカフェカンパニーの活動には、APカンパニーほか、多数の外食企業が賛同している。
◆Food As Love ページ
 http://justgiving.jp/c/4305
また、カフェカンパニーがリー・ジャパンと共に立ち上げたワークウェアブランド『PLAY WORK』では、 被災者の方々の避難場所となっている福島県 会津に支援物資を届けるプロジェクト『福島・会津避難所 元気プロジェクト~The Smile Is Regained ! みんなに元気と、そんで笑顔を!~』を開始。本プロジェクトは、福島県会津地方振興局/会津若松市防災安全課から依頼を受けている『会津食のルネッサンス』と情報を共有しながら、福島県 会津の避難所に支援物資を送り届けることを目指している。現地で必要とされている物資や支援方法についての詳細は、以下のHPを参照。
◆福島・会津避難所 元気プロジェクトページ 
http://www.playwork.tv/fukushima/
「豚組」のグレイス(代表取締役社長:中村仁氏)らが発起人となって始動した『smileat(スマイル+イート)』では、ツイッター上で飲食店同士が情報交換、情報発信できる場を提供。ここでは、復興支援をしている店舗の情報も入手可能だ。
なお、3月23日(水)には、元気なベンチャー経営者を中心に「壊滅的ダメージを受けてる外食産業を盛り上げる会」が、西麻布の『豚組』にて開催予定。
◆smileat
http://smileat.posterous.com/
#smileat (twitter)
日本居酒屋協会(理事長:山本浩喜氏)では、「東北地方太平洋沖地震義援金」を開設し、同協会のHPにて、募金箱設置を希望する店舗を募集。賛同店舗には、無料にて募金箱を提供しており、現時点で30店舗以上の店舗が賛同。なお、同協会が集めた義援金は、日本赤十字社を通じて寄付される。
◆日本居酒屋協会
http://nihonizakaya.org/
渋谷のビールバー「カタラタス」を経営する藤田賢直氏が代表を務め、恵比寿などに店舗を展開する「俺のハンバーグ山本」などが協賛する組織『tacg』では、協賛する飲食店の店頭に募金箱を置いて義援金を募り、さらに販売したビール一杯につき10円を拠出し、被災地を支援する活動を行なっている。また、ハワイのブランドとのコラボレーションで、「チャリティーTシャツ」を作成し、収益から100万円の義援金を捻出するプロジェクトも立ち上げた。
◆なお@カタラタス
http://ameblo.jp/cataratas-nao/entry-10832200375.html
フードスタジアムでは、今後もこうした外食産業の活動を、継続してバックアップしていく所存である。今、外食産業ができることについて、共に考え、そして支援していきたい。

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