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ホットランドが1月17日、全国のご当地グルメが楽しめるB級グルメ村「ギン酒場」を銀座にオープン!

鉄板焼きなどの活気あるライブ感を味わうにはカウンター席がおすすめ
明るく賑やかなこの店舗は、夜は立ち飲みスタイルであるが、ランチ時は着席してゆっくりご当地丼が味わえる
豚肉と玉ねぎをバーベキュー風に串刺しにした北海道の「室蘭やきとり」(1本280円)
讃岐のかけうどんに小麦粉とキャベツを入れて鉄板で焼いた「讃岐もんじゃ」(380円)。ダシ醤油をかけていただく

(取材=田村 真理子)


「築地銀だこ」を全国に展開するホットランド(群馬県桐生市、代表取締役:佐瀬守男氏)は、1月17日、全国から選りすぐったB級グルメと地酒が楽しめる立ち飲みスタイルの新業態B級グルメ村「ギン酒場」を、東銀座駅至便の好立地にオープンした。
約19坪の店内は賑やかな雰囲気となっており、夜は、お酒に会う串揚げや、鉄板焼き、一品料理を中心に提供。蒸かしたじゃがいもに小麦粉やパン粉などの衣をつけ、油で揚げた栃木県佐野名物の「いもフライ」や、豚肉と玉ねぎをバーベキュー風に串刺しにした北海道の「室蘭やきとり」の他、漬物を焼いて卵でとじて食べるという岐阜県飛騨高山の「漬物ステーキ」、秋葉原の「おでん缶」など、酒に合う個性的な料理を25種ラインナップして提供する。ランチタイムにはご当地丼を3種類用意。豚ロースが甘辛タレをまとった北海道の「帯広豚丼」や、金沢「ハントライス」、岡山「デミカツ丼」といった、各地で昔から食べられていながら、他の地域には知られていない魅惑のメニューを用意。月替わりでラインナップを変え、次月のメニューを事前告知することでリピート率向上を目指す。
今回の出店経緯に関しては、現在全国各地に400店のチェーンを持ち、4000人の社員を有する同社ならではのネットワークが活かされている。社員それぞれが故郷で慣れ親しんだ食を掘り起こし、分かち合う精神が根底にあるという。かつて1軒の焼きそば屋からスタートした同社が原点に立ち返って、B級グルメに特化した珍しい業態といえそうだ。高級なイメージの強い銀座界隈で意外性がうけるのではないかと読み、働くビジネスマンやOLがサクッと立ち寄れる店を目指し、新たな顧客の掘り起こしを図る。
今後の展開に関してB級グルメ事業部部長の川島拓也氏は「新橋のSL広場近くに2月末頃、2号店がオープン予定です。B級グルメは自分自身の出身地であっても食べたことがないばかりか、見たことも聞いたこともないといった衝撃のメニューがあることが少なくありません。まだまだ眠っているご当地メニューはたくさんありますから、積極的に発掘して地方活性化にも一役買えれば嬉しいですね。スタートしたばかりではありますが、都心エリアで年内に5店舗ぐらい展開したいと考えています」と意気込みを見せた。
全国各地の物産館などが集まる銀座界隈に、さらにマニアックなB級グルメが味わえる酒場が登場した。その味を知っている人には懐かしく親しまれ、知らない者にとっては、新鮮で衝撃的な体験となる。この不思議な感覚が銀座の地でどのように浸透していくのか、今後の動向が楽しみである。

店舗データ

店名 B級グルメ村「ギン酒場」
住所 東京都中央区銀座3-12-11

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アクセス 地下鉄 東銀座駅より徒歩4分
電話 03-3524-0251
営業時間 昼11:00~15:00、夜17:00~23:00(土日祝~22:00)
定休日 無休
坪数客数 19坪・40名
客単価 昼780円、夜2000円
運営会社 株式会社ホットランド
関連リンク ホットランド
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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