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「カーディナス」のエーディーエモーションが表参道にかぶ飲みスタイルのワイン業態「The Cellar Grill『W』omotesando(ザ・セラーグリル ダブリュー 表参道)」を1月6日オープン!

エントランスではセラーにズラリと並ぶワインがお客様をお出迎え
オープンキッチンのグリルの焼き場を囲んだ店内中央のカウンター席
思わずかぶりつきたくなるグリル料理「鶏モモハムのスモークグリル」(750円)
熱々の出来たてを赤ワインと楽しみたい「牛スジ煮込み」(450円)

(取材=小野 茜)


「カーディナス」や「ディキシーダイナー」など、都内を中心に20店舗以上のレストラン、カフェなどの飲食店を展開し、東京のダイニングシーンをリードしてきたエーディーエモーション(東京都渋谷区、代表取締役社長:中村文裕氏)が1月6日、東京・表参道に「The Cellar Grill『W』omotesando」(ザ・セラーグリル ダブリュー 表参道)をオープンした。
表参道駅出口からすぐという好アクセスであるこの場所は、以前、青山ワインホールがあった場所。ビルの転売によって同店が閉店、そこを居抜きで借り上げ改装の後オープンに至った。
フロア中央に位置する、オープンキッチンを360度囲んだカウンター席はそのまま生かし、それ以外は大々的に手を加えたという。90席以上ある店内は大きく3つのエリアから構成されている。まず、入り口手前から喫煙可能なテーブル席、フロア中央にはカウンターまわりに少人数向けのハイチェア席、そして店内奥のセラー前には、10人以上のグループにも対応できる大型テーブルによる相席エリアと、16名まで入れる個室を備える。
この店の売りは何と言ってもワイン。エントランスのワインコーナーと、店内奥にあるガラス張りのセラーでは、ボトルを自由に手に取り選ぶことができる。200を優に超えるワインのラインナップは、国・地方・品種などで偏ることなく品揃えしている。その理由は、「まず、手頃感を感じてもらうべく価格を重視していることと、ワイン愛飲者を増やすために間口を広げること」だそうだ。「今までワインには手をつけなかった方にも、この店を機にワインを飲んでもらえたら」と、マネージャー・ソムリエの竹内氏は語る。まずは“高い”というイメージや“難しい”という先入観を拭い去り、ビールをぐびぐび飲む感覚でワインをがぶがぶ飲んでもらうのが理想のようだ。
これは夜に限ったことではなく、なんと昼間のランチ営業時では、日替わりメニューにソフトドリンクとワインがセルフサービスで飲み放題となっている。そのためワイングラスはステム(脚)の無いリーデル“O(オー)”シリーズを使用しているという演出も面白い(ステムありのグラスはプラス200円)。しかし、もっとも注目すべきはボトルワインの価格設定だ。商品に表示されているフルボトルのプライスは小売価格。これらはすべて“表示の小売価格プラス600円でボトルが飲める”という仕組みを採用し、単にリーズナブルな商品を揃えて手頃感を出すだけでなく、その価格設定の根拠を明確にしているのだ。
料理は「蕪のレモンマリネ」(450円)、「牛スジ煮込み」(450円)「ムール貝のエスニック風」(850円)「ごろごろ野菜カレー」(1200円)などジャンルを問わない冷・温前菜と、生ハムやサラミなどのコールドミートが充実しているが、オープンキッチンで調理される「豚バラ肉の白ワインマリネのグリル」(950円)や、「カジキマグロのグリル 自家製食べるラー油」(800円)などグリルメニューも多数揃えている。また、貸切や大人数での予約の際には、ワイン・ビール・カクテル・ソフトドリンクのフリードリンクがついた4500円のパーティーメニューも存在する。
最近、商業施設への出店が続いていたエーディーエモーションだが、カジュアルスタイルのワイン業態を街場で仕掛けることになったことで、さらにこのマーケットへの注目が集まりそうだ。

店舗データ

店名 The Cellar Grill 「W」 omotesando(ザ・セラーグリル ダブリュー 表参道)
住所 東京都港区北青山3-10-6 青山パークスB1F

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アクセス 地下鉄 表参道駅より徒歩1分
電話 03-3400-3552
営業時間 昼11:30~15:00(L.O.14:30)
夜17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日 不定休
坪数客数 92席・63坪
客単価 4000円~4500円
運営会社 株式会社エーディーエモーション
関連リンク AD Emotion
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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