プレッツェルジャパン(東京都港区、代表取締役社長:小松俊介氏)とJR東日本リテールネット(東京都新宿区、代表取締役社長:夏目誠氏)は、アメリカ発の世界最大のプレッツェルチェーン「アンティ・アンズ」の国内第1号店を、11月18日にJR池袋駅直結の路面店にオープンする。同店は、世界22カ国と地域で1000店舗以上を展開するグローバルブランド。創業は1888年、アメリカのペンシルバニア州にて、“アン叔母さん”の愛称で親しまれたアン・F・ベイラーさんがこの味を確立したことから、“auntie Anne’s”という店名が付いたそう。日本で“プレッツェル”と言えば、中央に結び目のついた独特の形状の小さくて堅いスナック菓子を思い浮かべる程度で、身近な食べ物として浸透していないが、アメリカではすでに900以上の店舗があり、幅広い年齢層に愛されている。今回、日本に初上陸したアンティ・アンズのプレッツェルは、パンのようなソフトタイプのもので、サクッとした歯ごたえ、モチっとした食感が楽しめるのが特徴だ。この味を世界の店舗でも厳密に守るために、原料はすべてアメリカから調達し、製法からスタッフの販売法まで、現地からの綿密な指導を受けている。ブルーとイエローがテーマカラーの店内では、粉をこねるところから始まり、すべての工程が一つ一つ手作りで行なわれる。現地から直送の特製オーブンで、高温短時間で焼き上げた出来立てホカホカのプレッツェルは、作り置きでは味わえないサクサク感とモチモチ感を実現している。また販売法もユニーク。店内カウンターにずらりと並ぶ6名以上の若いスタッフは、「ローラー」と呼ばれるプレッツェルを成型するクルー、「オーブンパーソン」と呼ばれる焼き上げを担当するクルーとに役割分担がなされ、生地をこねるところから焼き上げまで、お客様が見学できるスタイルになっている。時間帯によって、チーフの掛け声と共にスタッフ全員が応援歌?のような威勢のよいフレーズを合唱するのも、アメリカらしいエンタテイメントに。店内奥には8席のイートインスペースも設けている。商品メニューは、プレーンタイプの「オリジナル プレッツェル」220円を始め、「シナモンシュガー プレッツェル」「アーモンドクランチ プレッツェル」「セサミ プレッツェル」「サワークリーム&オニオン プレッツェル」各250円など、バラエティに富んだプレッツェルがメインとなり、好みに応じてキャラメルやクリームチーズのディップ(50円)もオーダーできる。また、ボックスに入った食べやすいスティックタイプの「プレッツェル スティックス オリジナル」250円や、食べ応えのあるソーセージを挟んだ「プレッツェル ドッグ」320円などのメニューもある。ドリンクは、プレッツェルと相性のよい「フレッシュレモネード」S300円・M350円がおすすめだ。ターゲットの客層は、学生から若い女性、主婦層に子供までと幅広い。学生が多い街である池袋では、特に若年層の利用が多くなりそうだ。プレッツェルジャパンでは、今後5年のうちに日本全国にて、直営とFC合わせて100店舗の展開を目指すという。すでにメディアオープンの段階から、ツィッター上やTVメディアでも話題となっている「アンティ・アンズ」。ここの焼きたてプレッツェルは、飽きのこないオーソドックな味わいで、フレーバーも各種楽しめ、日本でもごく自然に定着していきそうだ。今後の展開が楽しみである。
店舗データ
店名 | アンティ・アンズ 池袋東口店 |
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住所 | 東京都豊島区南池袋1-28-2 |
アクセス | JR 池袋駅東口より直結 |
電話 | 0120-600159 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 12坪・8席 |
運営会社 | プレッツェルジャパン株式会社 |
関連リンク | アンティ・アンズ |