「日本の炉端を世界のRobataへ！」との目標を掲げ、ラ･ブレアダイニングが米国進出3店舗目となる「RobataJINYA－Hollywood－（ロバタ・ジンヤ・ハリウッド）」を11月15日、LAのハリウッドにグランドオープン！

世界への店舗拡大を着々と成功させているラ・ブレアダイニング（東京都渋谷区恵比寿、代表取締役・高橋知憲氏）が、アメリカ進出第1号店として今年7月にオープンした「RamenJINYA」、そして「JINYA EXPRESS」に続いて、3店舗目となる「RobataJINYA-Hollywood-」をLAのハリウッドにオープンした。同社は、今年9月には、香港の九龍サイドにある旺角（モンコック）駅と直結したショッピングモール最上階にも、「RobataJINYA-Hong Kong-」をオープンしており、今後も世界展開に向けて更なる加速をしていくという。
11月15日にグランドオープンをする「RobataJINYA-Hollywood-」は、ハリウッドの3rd Streetにて、10月1日にソフトオープンをしているが、その直後からクチコミで話題が広がり、すでに予約が取れない日が続くほどの盛況ぶりとなっている。ハリウッドという場所柄、映画関係者やハリウッドスターなどセレブな客層も多く訪れるという。
今回、同店がオープンに至るまでは大変長い道のりだった。「ゼロからレストランを作る」という大プロジェクトの下、計画スタートから約3年、物件の契約から約1年の期間が掛かった。特に、出店先であった3rd Streetは、LAの中でも特別地域と指定され、とりわけリカーライセンスの取得にかなりの苦労が強いられたという。しかし、同社はあくまでもこのストリートにこだわり、長い準備期間を費やし、ようやくの出店となった。ビバリーヒルズからダウンタウンまで西東に延びる人気ストリートである3rd Streetには、LAの2大ショッピングセンター「Beverly Center」、「The Grove」があり、LAのトレンド発信地として人気のストリートだ。同店は、この2つのショッピングセンターの中間という超好立地に位置している。
店内内装は、同社の他店舗のデザインも手掛けてきたエンジンの轟貴弘氏が担当し、“Cool Japan”というコンセプトにこだわった店舗デザインに。モダンな店内の中に、鎧甲冑、鬼瓦、欄間、着物など日本の伝統文化を取り入れ「かっこいい日本」をイメージした。特に、バーカウンターの両サイドに置かれた特大の鎧甲冑は、地元アメリカ人の目を釘付けにすること必至だ。連日、「Japanese Museum」として見学に来る客も後を絶たないそう。また、店内には、こだわりのジャパニーズスタイルのパティオや炉端カウンターもあり、インテリアだけでも、充分客を喜ばせる仕掛けになっている。
料理は東京で展開している「炉ばた陣や」をベースに、盛り付けでも定評のある同社1号店「砂漠楼」のテイストを取り入れた。「砂漠楼」の人気メニュー「バーニャカウダ」、「カリフォルニアロール」などを炉端メニューに取り込み新たな和食を提案。特にこだわったのは、炉端のカウンターから大きなしゃもじで料理を出すパフォーマンス。LAでは初の試みであったが、地元アメリカ人には大ウケだという。こちらの店舗で同社は1500万円の月商を目指す。
今後同社は、「JINYA」ブランドの更なる拡大を目指し、非アルコール業態の「RamenJINYA」とアルコール業態の「RobataJINYA」の2大柱を中心にして展開する予定だ。まずはLAで人気店となり、しっかりとその地位を確立した「RamenJINYA」を、全米主要都市でフランチャイズ展開するべく、着々と準備を進めているとのこと。また「RobataJINYA」については、すでにラスベガス、ビバリーヒルズへの出店を検討中とのことで、向こう3年で10店舗を目標に掲げ出店を加速していく所存だ。また、海外進出を果たしたノウハウを活かし、直営以外のFC、ライセンスも視野に入れ現地での業態開発や、店舗プロデュース、アメリカ進出サポートなどのコンサルタント事業の拡大も図るという。今、更なる業務拡大に向けて、ラ・ブレアダイニングは、好調に波に乗っている。

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