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DDが遂に100店舗を達成!10月29日、都内に一挙5店舗の新店を同時オープン。「有楽町 四万十川」、「銀座 たん平太」、「九段下 十段屋」、「水道橋 一発 逆転酒場」、「新橋 わらやき屋 龍馬道場」と新業態店が続々登場

有楽町駅前にオープンする「四万十川」。清流が流れる店内で土佐の郷土料理が楽しめる
丸い鉄鍋で焼きあげるパリッとした食感の鉄板餃子が自慢の水道橋の「一発 逆転酒場」
「九段下 十段屋」では、備長炭 炭火焼きの「骨付き鶏もも肉」や「骨付き豚かるび」が堪能できる
牛タン専門店「銀座 たん平太」では、新鮮だからこそ味わえる牛タンの刺身がイチオシのメニュー
六本木、浜松町に続いて新橋にオープンする「わらやき屋 龍馬道場」は3つのフロアから構成される

(取材=袴 もな)


ダイヤモンドダイニング(東京都港区、代表取締役社長:松村 厚久氏)が10月29日、遂に念願の100店舗オープンを達成する。飲食業界では、「どんな業態の店舗で100店舗目のオープンを飾るのか?」と話題になっていたが……、発表されたのは、都内5つのエリアにて異なる業態の5店舗を同時オープンという、DDらしい快挙に打って出た。今回の新規出店5店舗を含めて、DDでの個別店舗数累計は104店舗となる。 今回新たにオープンする5つの店舗には、土佐郷土料理をテーマにした「土佐十景」の完結となる10店舗目を始め、今までのDDの店舗にはなかった新しいコンセプトの店も含まれ、それぞれ個性の異なったラインナップとなっている。 まず、有楽町駅前にオープンするのは、DDがシリーズとして出店してきた「土佐十景」の完結10店舗目を飾る「かつを藁焼き・土佐はちきん地鶏 四万十川」だ。コンセプトは、日本最後の清流「四万十川(しまんとがわ)」が流れる空間で味わうで土佐郷土料理専門店。四万十川をモチーフにした川の流れる店内。エントランスを入ると豪快な「藁焼き」が臨める藁焼きカウンターがあり、奥に進むと川沿いに並んだテーブル席や川の中瀬に浮かぶ川床個室も用意されている。川の流れやせせらぎ、四万十川ならではの「沈下橋」などの景色を楽しみながら、高知ならではの海の幸・山の幸・野の幸・川の幸が堪能できる内容だ。メニューには、土佐に昔から伝わる家庭料理として「うつぼの唐揚げ」、「のれそれ(アナゴ類の稚魚)」、「どろめ(いわしの稚魚を生で供するもの)」など、珍しい品々も並ぶ。土佐の地元料理と共に、地酒も数多く用意。客単価は4000円~。 そして、水道橋駅前に登場するのは、“勝負の聖地・水道橋”にちなんだ必勝祈願酒場、「炭火串焼・鉄板餃子 一発逆転酒場」だ。店内には、絵馬が奉納され、だるまが山積みにされた「大入り神社」の境内が再現され、店内中央には「千社札」で彩られたシズル感たっぷりの巨大な博多串焼きカウンター席が設えられている。また、おみくじが結ばれたレトロな裸電球や、逆転シーンの名場面写真が張り巡らされた壁など、「一発逆転」を祈願するさまざまなオブジェもそこかしこに。メニューブックが競馬新聞風となっているのもユニークだ。この店では、東京でもジワジワとその人気が広がる博多の人気料理「炊き餃子」が看板メニューとなる。また、今では全国区の人気となる「もつ鍋」、熊本の「馬刺し」、宮崎の「チキン南蛮」など九州で愛される各地の郷土料理が楽しめる。ドリンクでは、明治40年に発売され、現在その人気が復刻している日本を代表するスイートワイン「赤玉」がメニューにラインナップ。客単価は3800円~。 3番目の店舗は、九段下駅前にできる「炭火焼鳥・骨付豚カルビ 九段下 十段屋」。こちらは、豪快な炭火焼きが堪能できる、“古き良き老舗”の雰囲気が漂う和食居酒屋がコンセプト。旨味を内側に閉じこめる「炭火焼き」の炙り料理をはじめ、とろりとした触感がたまらない牛肉や馬肉の刺身など、素材そのものの味わいを楽しめる料理を多数揃えた。また、酒の肴には欠かせない串焼きメニューも多数オーダーできる。九段下界隈の会社に勤めるサラリーマン、OLがターゲットの店となるようだ。客単価は、3800円~。 4店舗目は、「銀座インズ」内に新たにオープンする、“食事もお酒も楽しめる牛たん専門店”「牛たん一筋 銀座 たん平太」だ。テーマは、戦後の復興期を彩る西洋文化の発信地、ハイカラ銀座の食道楽をうならせた「牛たん料理の専門店」。店内の壁を、戦後の銀座の写真が彩り、純喫茶風のライトが光る空間には、ひとり客でも気軽に立ち寄れるカウンター席が配され、アットホームな雰囲気が広がる。ランチタイムは、牛たん定食が中心のメニューとなり、ディナータイムは牛たんのユッケやたたき、寿司など、生ならではの牛たんのとろりとした味わいが楽しめるメニューが並ぶ。また、定番の炙りのほか、しゃぶしゃぶもあり、お酒とともにバラエティーに富んだ牛たん料理が堪能できる。こちらの客単価は、2000円~。 最後の店舗は、六本木、浜松町に続いて新橋駅前に出店される「わらやき屋 龍馬道場」だ。新橋駅前店では、地下1階から地上2階の3階建て一棟という大箱にて誕生。それぞれのフロアは、カウンター席、テーブル席、個室など、異なるデザインのインテリアで構成される。かつを、はちきん地鶏などの豪快な「藁焼き」が、前2店舗と同じく新橋でも楽しめる。客単価は、4000円~。 一挙に5店舗もの新店をオープンし、遂に100店舗を達成させた同社であるが、これが分岐点となり、DDは来年、どのような方向に向かっていくのか、さらに注目していきたい。

店舗データ

店名 かつを藁焼き・土佐はちきん地鶏 四万十川(しまんとがわ)
住所 東京都千代田区有楽町2-1-21

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アクセス JR有楽町駅 銀座口より徒歩2分、地下鉄 銀座駅 C1出口より徒歩1分
電話 03-3591-5202
営業時間 16:00~24:00(L.O.23:00)
定休日 無休
坪数客数 125席・87.21坪
客単価 4,000円
運営会社 株式会社ダイヤモンドダイニング
関連リンク ダイヤモンドダイニング
関連ページ わらやき屋 龍馬の塔(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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