エフアンドビー・プロジェクト(東京都港区、代表取締役・織岡陽一郎氏)が今年5月にオープンした「銀座の豚鍋」は、世界各国の豚を使った鍋と、バリエーション豊富な豚肉料理をそろえる店。同店の2010年の新作鍋は、関東ではここだけしか食べられない幻の「漢方豚」で食す「三色薬膳火鍋」(1人前2,280円、注文は2人前~)。
「漢方豚」は、宮城・くりこま高原のストレスのない環境で、ナツメやサンザシなど14種の生薬を食べて育てられ、脂の臭みがなくさっぱりとした味わい。コラーゲンやオレイン酸に加えて漢方由来のビタミンEやα-リノレン酸を多く含み、栄養価にも優れているという。生産数が非常に少ないため県内でもほとんど流通しておらず、もちろん関東では初登場となる大変希少な豚だ。
またスープは、同店の客層が中高年の男性客も多いことから、日本人シェフが食べやすくアレンジ。本場のレシピに基づき、草果、唐辛子、陳皮、狗杞の実など16種類の生薬を使用しつつ、薬膳くささをやわらげてオリジナルの味に仕上げている。ビタミンが豊富で美肌に効果的な「龍眼」や「棗(ナツメ)」、身体を温める作用をもつ「当帰」、代謝を上げる「ヨクイニン」など、女性に嬉しい効能が含まれており、美肌やデトックス効果も期待できる。
さらに、火鍋は通常は2色のスープが基本だが、同店では3種類のスープを用意。鶏ガラと薬膳をベースにした、刺激的な辛味の「麻辣湯」、豆乳のまろやかな「白湯」に加え、オリジナルの「香菇湯」の3種類を用意。「香菇湯」は、「香菇(シャングー)=椎茸」をたっぷり加えてキノコの旨みをうつしたスープで、コクがありながらも和風のすっきりとした味わいだ。
他に、よりヘルシーに食べられる「漢方豚と海鮮の蒸し鍋」(1人前2,480円、注文は2人前~)も用意。さらに追加肉のバリエーションとして、希少価値な「みやじ豚」、ハンガリー原産で「食べる国宝」と称される「マンガリッツァ豚」なども揃えており、いろいろな豚の食べ比べが楽しめるのも同店ならではの魅力だ。
店舗データ
店名 | オーガニック個室ダイニング 銀座の豚鍋 |
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住所 | 東京都中央区銀座7-2-17 銀座不二家ビルB1 |
アクセス | JR・東京メトロ 新橋駅から徒歩5分 |
電話 | 03-6252-4129 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜(連休の場合は営業、月曜定休) |
坪数客数 | 58坪 90席 |
客単価 | 4000円 |
運営会社 | 株式会社エフアンドビー・プロジェクト |
関連リンク | 銀座の豚鍋(ぐるなび) |