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新しいカフェ文化の担い手、アティックプラニングが恵比寿に「ark- private- Lounge(アーク プライベート ラウンジ)」を、そして国分寺に「North Exit(ノース エグジット)」を、9月に2店舗オープン!

恵比寿「ark- private- Lounge」2階にある「インダストリアルデザイン」の空間は明るい印象に
左からイスラエルの「マカビー」800円、オーストリアの「エッゲンベルガー」950円、フランスのテキーラ入りビア「デスペラドス」900円
国分寺北口にある「North Exit」。日本間に使われる欄間が、客席の仕切りに使われているなど、アイデアがいっぱいの店内
カフェプランナーの五味美貴子さん。ひとつひとつのパーツを組み合わせ、手作り感覚でカフェをプロデュースする

(取材=袴 もな)


渋谷の「astral lamp」、恵比寿の「アナログ」、新宿御苑の「ARMWOOD COTTAGE」など、今注目の個性派カフェ&ダイニングをプロデュースしているアティックプラニング(東京都渋谷区、代表取締役:五味啓氏)が、9月19日、恵比寿に4階建てのカフェ&ダイニング「ark- private- Lounge」を、そして9月29日には、国分寺にカフェ&ダイニング「North Exit」をオープンした。同社が都内で手掛けるカフェはこれで10店舗となる。アティックプラニングがプロデュースするカフェやラウンジは、店内に入った瞬間、同社の施工であることがすぐにわかる。常にスタッフ総出で集めている、年代も国もさまざまなアンティークや廃材によって手作り感覚で施工された店内。一見ちぐはぐなようでいて、不思議とまとまり感があり、懐かしさの中くつろげる……そんなカフェたちなのだ。同社は、元広告代理店出身の代表取締役の五味啓氏と、カフェプランナーの五味美貴子さんの2人が中心となって運営されている。新しい店をオープンするときには、まず物件ありきで、共にインスピレーションを感じる物件に出会えたときに出店を決めるという。「まずいかに魅力的な物件に出会えるかが大切。住居や店舗として使われていた元の空間の名残を生かして、いかに魅力的に再生させるかが私たちの一環したコンセプトです。これだ!と思う物件に出会えたら、まず大枠のコンセプトワークを社長の五味啓が考え、そして細かいパーツを私とスタッフで組み立てていきます」と語るのは、五味美貴子さん。恵比寿での出店2店舗目となるカフェ&ラウンジ「ark- private- Lounge」は、恵比寿西口からすぐの立地にあり、元は居住用ビルだった1階から4階までを、まるごとカフェラウンジに改装し、店内を6つのコンセプトに分けている。1階はキッチンとドリンクカウンターのスペースのみで、アンティークなウッド調に、そして、まず2階のテーマは、「インダストリアルデザイン」の空間だ。鉄骨むき出しの天井に、茶とシルバーのオフィスチェアやデスクを配し、NYのソーホーにあるような手作り感覚あふれる空間となっている。3階は、ガラりと世界が異なる「ゴシック」の空間だ。黒を基調とした店内には、使いこまれたビロード張りのソファが配され、どこか怪しげな雰囲気。ぶち抜かれたコンクリート壁の断片や、元住宅だった風呂場のタイルをそのまま残すなど、「リサイクル感」を見事に生かした設計となっている。そして最も個性的なのが4階のフロア。ここでは、和室に昔ながらのちゃぶ台を置いた「和の空間」、そしてカラフルなおもちゃが配された「ポップアート」の小さな空間、そして、古い年代物のミシンをテーブルに置いた「南仏の小屋」の空間。まったくミスマッチな3つのテーマが混在するこのフロアは、ちょっとしたミュージアムのような雰囲気も感じられる。店名の「arkアーク」とは、「いろいろな要素の詰まったカオスのような空間、へんてこな家、または、箱舟を意味することからつけた名前なんです」と美貴子さん。ドリンクとフードメニューについては、昼から夜にかけてお客様がどんな使い方でもできるよう、バラエティーに富んだ品揃えとなっている。12時~16時L.O.のランチメニューでは、人気の「厚切りビーフととろ~りチーズのブラウンシチュープレート」ほか、常時5種類のセットメニューを1000円で提供。ディナータイムは、アラカルトが中心で、イタリアンと韓国料理をミックスした料理を始め、なんでもあり!のオリジナリティー溢れるメニューが並ぶ。「トッポギと厚切り豚肉のトマトチーズ焼き」850円、「トリュフ風味の温泉卵」580円、「カルビチャーハン」1100円など、お酒とマッチするメニューから、がっつりお腹を満たすご飯モノまで、さまざまなチョイスができる。ドリンクでおすすめなのは、世界中から集めた13種類のビール。なかなか東京ではお目にかかれない、オーストリアの「エッゲンベルガー」950円など、かなりレアものが味わえるのだ。ワインの方は、ボトルで平均3500円のカジュアルな銘柄を取り揃えた。一方、9月29日に国分寺の北口駅前にオープンしたのが「North Exit」だ。北口駅前ということから文字通り「ノース・エグジット」という店名がついたそう。こちらは、1階が立ち食い蕎麦屋で、2階が個室ビデオ店だった物件の2階部分をカフェとして改装。1~2階の物件を持つオーナーが、アティックプラニングのプロデュースするカフェに惚れ込み、2階の施工をすべて任せたという。そして、暗いイメージだった前店舗の雰囲気は払拭され、光が明るく差し込むレトロな雰囲気のカフェに生まれ変わった。段差を設けたワンフロアには、さまざまな年代のソファやテーブル、和洋折衷の装飾品が並び、古民家の欄間を客席の仕切りに使うなど、ここにもアティックプラニングならではのアイデアが詰まっている。メニューの方は、昼にはスープとデザート、ドリンクがついた日替わりランチが950円というお得な値段で提供される。夜は、アラカルトメニューが中心だが、夜にお茶をしたいお客様のために、20種類以上のコーヒー&紅茶のメニューなど、カフェメニューを充実させている。「国分寺には、昔からこのエリアならではのカフェ文化が根付いていますが、『カフェは日中にお茶を飲んだり、読書する場所』というきっちりした使い分けをする方々が多いんですね。そんな中、昼から夜の時間を通じて好きな時間にカフェとして、ダイニングとして使ってもらえるアットホームな空間を提供できれば」というのが美貴子さんの理想だそう。恵比寿や渋谷を中心にカフェを展開してきた同社だが、ここでは、回転率などは気にせず、より地元に密着した息の長い店づくりができれば、とのこと。国分寺エリアは現在、駅前の開発が開始され、今後数年で大きく様変わりすることが予想される。そんな中、同社は、この西東京エリアにも、地元の人々に愛されるコミュニケーションの場として、新しいカフェ文化を根付かせていくのではないだろうか。

店舗データ

店名 ark-private-Lounge/Cafe&Dining(アーク プライベート ラウンジ)
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-12-5

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アクセス JR・地下鉄 恵比寿駅西口より徒歩3分
電話 03-3713-6564
営業時間 12:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 45~50席・約42坪
客単価 昼1000円、夜3000円
運営会社 株式会社アティックプラニング
関連リンク アティックプラニング
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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