アクアプランネットが3月19日、東京・丸ビルに飲食8店舗目のブラッセリー＆ワインカフェ「Buzz(バズ)」をオープン

”living well～よりよく生きる～”を企業コンセプトに、飲食店やエステ店などを展開しているアクアプランネット（三重県松坂市、代表取締役福政惠子氏）は、3月19日、東京・丸ビル5Fにブラッセリー＆ワインカフェ「Buzz(バズ)」をオープンした。 コンセプトは”旬産旬消”。日本のセントラルステーション・東京駅を眼前に望む丸ビルというロケーションで、独自の仕入れルートを駆使して日本各地から旬の珍しい食材を入手し、”旅する感覚”で料理を楽しんでもらうという店だ。 例えば本社を構える三重県松阪市の日本三大養蜂園のひとつからは「国産蜂蜜 花々」を取り寄せ、伊勢神宮にも奉納される海洋深層水仕込みの本醸造伊勢醤油や松阪牛なども使用。これらを使ってランチは限定スペシャルメニュー「松阪牛の牛鍋定食」1800円（20食限定）と、「特選松阪牛の牛鍋定食」3000円（3食限定）を用意している。4月末まで毎週火曜日だけ提供する。 ほかには「長崎メークインと熊野地鶏のテリーヌ、カリフラワーのラヴィゴット」1400円、「三重尾鷲マグロ（シビ）カルパッチョ、タップナードサラダ仕立て」1500円、「伊勢町のアパッパ貝（ヒオウギ貝）の香草オープンパン粉焼き」3個950円～、「熊本ノルマン馬肉のカルパッチョ、フレッシュレフォール風味」1600円などを揃える。料理はフレンチをベースとしている。 ドリンクは日替わりで常時18種類のグラスワインを用意。”EAT LOCAL,DRINK GLOBAL（ローカルの食材を世界のワインとともに楽しむ）”と謳い、ソムリエが厳選した世界のワインを気軽に楽しめるように、グラス3種をセットにした「利き酒セット」1500円もラインナップ。 店内はベージュとブラウンを基調としており、欧州のクラシカルなブラッスリーを彷彿とさせる丸い照明をふんだんに配置した。「気軽に1杯！」のニーズにも対応する半スタンディングスタイルのカウンターとハイテーブル席のほかに、濃紺の壁が落ち着いた雰囲気を演出しているテーブル席、8人まで収容できる個室空間も設置。女子会にも使えるおしゃれでクラシカルな空間だ。 同社は今回の出店で、飲食では5業態・8店舗を展開したことになる。2010年7月には滋賀竜王の三井アウトレットパーク内にリストランテを出店する予定もあり、三重県に本拠を構える企業ながら東京や大阪、名古屋などに意欲的に出店中だ。飲食以外には美容事業や教育事業なども手がけており、企業トータルの年商は26億円。そのうち約12億5000万円を飲食事業が計上している。

店舗データ