新宿の繁華街を中心に、飲食事業やアミューズメント事業を展開する三信商事(東京都新宿区、専務取締役・方山成洙氏)は、新業態となる田舎居酒屋「まごの邸」を赤坂にオープンした。 同店が看板商品に掲げるのは、鯨料理。鯨は、牛肉や豚肉に比べて低カロリー、低コレステロールでありながらタンパク質が豊富で、脂肪分のほとんどが良質の多価不飽和脂肪酸なので、生活習慣病の予防にもよいといわれている。同店では、以前姉妹店で鯨を扱っていた経緯から、築地の専門店から仕入れた良質な鯨をリーズナブルな価格で提供する。鯨は「ミンククジラ」という中型の鯨で、クセがなく食べやすいのが特徴。生でも食べられる上質な鯨を鍋地にさっとくぐらせて、しゃぶしゃぶスタイルで食べる、「鯨のはりはり鍋(1人前)」(1,980円)をはじめ、無着色の「絶品くじらベーコン」(1,280円)、「くじらの竜田揚げ」(720円)、「本皮と上赤身の刺身」(1,080円)、といったオーソドックスな鯨料理をはじめ、「くじらの握り(2貫)」(420円)、「くじらカツ」(1,080円)などまで、バラエティに富んだ24品を用意している。また、「どれを食べてもおいしい、毎日通いたくなる居酒屋」を目指し、鯨以外の食材も厳選。大統領しいたけやジャンボししとう、ポロ葱など常時10種類以上を揃える国産野菜の炭火焼き(280円~)や、ジューシーな“美桜地鶏”を使用した串焼き(1本230円~)、新鮮な炭焼き貝(580円~)のほか、筑前煮や漬け物など、大皿に盛った惣菜メニューも揃えている。 内装は、田舎の古民家を再現したノスタルジックな雰囲気。大八車や輪かんじき、自在鉤といった昔ながらの古民具が点在し、ぬくもり溢れる田舎の情緒を感じさせる。「店名は、“まごの手”のようにお客様のかゆいところに手が届くお店でありたいという思いから。鯨というと苦手意識をもつ人も多いですが、ヘルシーで栄養価の高い鯨は女性や若い人にもぜひ食べていただきたい食材。一度食べていただければその魅力を実感していただけるはず」と専務取締役の方山氏は語る。2010年の“健美食”として要チェックだ。
店舗データ
店名 | 田舎居酒屋 まごの邸 |
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住所 | 東京都港区赤坂3-7-11 レジーア赤坂B1(田町通り沿い) |
アクセス | 東京メトロ赤坂見附駅・赤坂駅・溜池山王駅より各徒歩4分 |
電話 | 03-3584-2818 |
営業時間 | ランチ 月~金・祝前 11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー 月~木 17:00~23:30(L.O.22:45) (ドリンクL.O.23:00) 金・祝前 17:00~04:00(L.O.03:00) (ドリンクL.O.3:30) 土・日・祝 16:00~23:00(L.O.22:15) (ドリンクL.O.22: |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 45坪・68席(個室5部屋) |
客単価 | 5,000円 |
運営会社 | 三信商事株式会社 |