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昼は鮮魚店、夜は魚介料理店!築地の仲卸が手がける「魚や粋」に注目!1月初旬にはシーフードカレーの専門店もオープン!


鮮魚を並べたショーケースが、夜は客席へと早変わり―。築地の中卸が手がける、鮮魚販売&魚介料理店の「魚や粋」。中卸の新しい可能性を示すモデルとしても注目だ。 経営する株式会社築地三代・代表取締役の片又孝幸氏は、1978年生まれ。築地市場創設当時から中卸を営む老舗の3代目として誕生。早稲田大学に進学し、6年前、父の急逝により後を継ぐこととなった。以来、食に携わる全ての人との繁栄を基にした“共栄共存”を経営理念に掲げ、魚の下処理や配送サービスなど、飲食店の立場に立ったきめ細やかなサービスを実践し、中卸の新たな可能性に挑戦している。 そんな同社が「魚や粋」を出店したのは、2008年7月。場所は、築地市場の入口にあたる交差点の角、築地の商店が多数入居するビルの1階。以前の鮮魚店が赤字→営業不振で撤退したことを聞き、昼は鮮魚の販売店、夜は店内で魚を食べさせる店という2毛作業態を思いついた。昼の営業が終わると、魚のショーケースがテーブルに変身し、刺身と生ガキの専門店として営業する。メニューは、天然ものにこだわった刺身と、生ガキが主体。その日仕入れた魚介類によって決まり、HPと店頭の黒板などで告知する。取材時は、「生ガキ」(長崎・九十九島150円、宮城・奥松島250円など7種)、「メジマグロ(富山)」(840円)、「白子刺(青森)」(525円)、「粋盛り(おまかせ4種盛り)」(840円)など。酒もビール小ビン、日本酒、焼酎、梅酒のみ(各420円)で、ワインは持ち込み制(1本につき1,000円)。魚介類は店頭で購入することも可能で、「居酒屋ではないので、簡単な料理しかおいていません。いずれは、ここで飲むのが目的ではなく、帰りがけに魚を買って家で食べる人が増えるのが目標」という。 「最近、魚介居酒屋がブームですが、そうした店以外にもいい魚介類を扱っている店はたくさんあり、それに一般のお客様が出会っていないだけ」と片又氏。「いま築地には、魚介の中卸だけで約700社あり、対して都内の小売の鮮魚店は500店ほどだそうです。これだけでも、中卸が飲食業に頼らざるを得ない現状なのがわかりますが、今後、築地の中卸が生き残っていくには、一般のお客様がおいしい魚に出会える場所を増やし、市場を拡大しなければと思っています。「魚や粋」は、利益のための飲食店ではなく、あくまで中卸の延長です」と語る。同社は1月中旬に、同じビルの地下にシーフードカレー専門店もオープン。「魚や粋」の定番メニュー「天然魚介出汁のスープカレー」をメインにした業態で、ランチのみ営業。プレーンのカレー(750円)に、蒸した魚をトッピング(各250円)できるのが特徴だ。あくまで魚にこだわり、築地、業界の活性化を目指す若き経営者に、今後も目が離せない。

店舗データ

店名 魚や粋
住所 東京都中央区築地4-7-5 築地共栄会KYビル1F
アクセス 東京メトロ築地駅から徒歩2分
電話 03-3545-5552
営業時間 17:00~22:00(L.O.21:30) 土曜17:00~21:00(L.O.8:30)
定休日 日・祝日
坪数客数 6.5坪・25席
客単価 3,000~3,500円
運営会社 株式会社築地三代
関連リンク 魚や粋
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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