博多で、「88」と「富士家」2業態5店舗の人気焼肉店を経営するフードマン(福岡市大名、代表取締役・有吉淳一郎氏)は、今年5月末にオープンの「88」神田店に続き、都内2店舗目、七輪焼肉「88〈HACHI HACHI〉」を8月5日広尾、明治通り沿いにオープンした。
店名88は、炭がパチパチと音を立てることと末広がりで縁起のよい数字で表したもの。88業態では全店舗共通だが、外観一面に店名やメニュー、住所・電話番号などを全て英数字で記載、一見焼肉屋とは思えないお洒落で、ひと際目立つファサードが目印。120席あり、開放的な店内の全てのテーブルには排煙ダクトが完備されている。
厳選した肉は刺身でも食べられる鮮度で、毎日九州から空輸の国産牛だが、全13品のコースが2,500円から、客単価も3,000円を切るなど意外に安い。「国産牛88カルビ」を筆頭に「88ホルモン」「柚子塩鶏セセリ」「トントロ」など驚きの480円メニューが目玉だが、幅広いニーズに対応できるよう高級A5佐賀牛の“限定特選メニュー”もあり、「特上カルビ」(980円)、「厚切り特上ロース」「特選ハラミ」「厚切り上タン塩」(各1,500円)のほか、希少部位なども、本日のおすすめメニューとして提供。これらは特に国産と表記していないメニューも全て九州産というこだわりよう。
焼き肉のタレはオリジナル“自家製りんごタレ”で、醤油ベースに、すりおろしたリンゴをふんだんに使用し、3日かけて仕込むこだわりの秘伝ダレ。砂糖ではなくリンゴの自然な甘さと隠し味の蜂蜜が、肉の旨さを引き立てると好評だ。
ドリンクで注目は、ブームのハイボールタワーによる7種のハイボール(390~420円)。蒸留酒であるウイスキーは、ビールなどに比べ低カロリーで、肉の脂をサラリと流してくれる効果もあるとされており、焼肉とは好相性。“焼肉にはハイボール”派も増えそうな兆しだ。また、名水百選の水を使用し、世界遺産としても有名な屋久島の「三岳」(600円)など、プレミアものを含む九州のこだわり地焼酎も揃えている。
店名にちなみ、クーポン持参か「フードスタジアムを見た」と告げると生ビールかハイボールの最初の一杯が88円のサービスも実施(11月末まで)。“安くて、新鮮で、旨い”と三拍子揃った同店に、注目が集まりそうだ。
店舗データ
店名 | 七輪焼肉 88 (HACHI HACHI) |
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住所 | 東京都渋谷区広尾5-21-5‐1F |
電話 | 03-3280-8838 |
営業時間 | 17:00〜25:00(L.O.24:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 60坪・120席 |
運営会社 | 株式会社フードマン |