海鮮「炉端かば」や「焼肉かば」、鉄板焼「おばちゃまキッチン」など、安来や米子、出雲など山陰地方に10店舗、東京都内に5店舗を展開するかばはうす(鳥取県安来市、代表取締役・松田幸紀氏)は、山陰の郷土料理や日本海の海の幸を味わえる「炉端かば」を新橋3丁目の1号店に続き、2号店を5月8日にオープンした。
一度聞いたら忘れないユニークな店名“かば”の由来は、初代店長の顔を漫画家に描いてもらったイラストから。13年前に社長の松田氏が、島根県安来市にある実家の飲食店を引き継いだのがきっかけで、当時は珍しかった“炉端”の業態を地元山陰を中心に展開。今や“かば”の看板は、東京でも知名度を上げてきている。
山陰をこよなく愛する店舗というだけあり、提供される料理は山陰の郷土料理や、日本海の新鮮な海の幸が中心。肉や魚はもちろん、米や水に至るまで食材を徹底して山陰から取り寄せている。日本海直送の「のどぐろ煮付け・焼き」(各1,050円)や、「フグに一夜干し」(683円)、珍しい「ドギの一夜干し」(3匹683円)、「どじょうの柳川」 (798円)、「シジミのガーリックバター」(630円)など自慢の海鮮料理は同店でしか食べられないものも。米子弓ヶ浜の名産“ねぎ”を使った「ネギ丸焼き」(609円)や「ネギの天ぷら」(609円)、鳥取砂丘「らっきょう盛り」(420円)や“長芋”を使った「長いもかまぼこ」(630円)「長いもバター焼き」(609円)。“大山鶏”の「串焼き」(各種2本409円)、鳥取の豚を使った「焼とん」(各種2本378円)など、山陰出身者も泣いて喜ぶご当地グルメが勢ぞろい。日本酒や焼酎、梅酒などのドリンクも山陰のものにこだわっている。
「スタッフも応募してくれたアルバイトも山陰出身者がほとんどで、山陰をこよなく愛する店です。唯一無二の存在、10年続く飽きられない店つくりを心がけています」と語るのは社長の松田氏。今後は、6月11日に新宿のビル1階〜5階までを同業態で出店、地下1階部分を新しく“ドラム缶ホルモン焼き”の業態で出店する予定。今年の夏は、ご当地グルメブームの波に乗って山陰パワーが爆発しそうだ。
店舗データ
店名 | 炉端かば 新橋2号店 |
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住所 | 東京都港区新橋3-15-7 THビル |
アクセス | JR・私鉄各線 新橋駅より徒歩3分 |
電話 | 03-3431-0118 |
営業時間 | 平日 11:30〜14:3 0 16:00〜04:00 土曜 16:00〜23:00 |
定休日 | 日曜日 |
坪数客数 | 24坪 64席 |
客単価 | 3,500円 |
関連リンク | 炉端かば |