関西・首都圏を中心に、昔懐かしい味わいのドーナッツを販売する「はらドーナッツ」(東京都中野区、代表・岡井健氏)は6月23日、新たに目黒区・自由が丘にオープンした。「はらドーナッツ」はおいしくて健康で安心して食べられる「おやつ」を作りたい、と代表の岡井さんが2008年にスタート。神戸・湊川で昔ながらの製法を行う老舗豆腐店「原とうふ店」と出会い、この店の豆乳とおからを使って、防腐剤や保存料などを使わず、昔ながらのシンプルな味わいのドーナッツを販売。店名の由来はこの仕入先の「原とうふ店」からとったものだ。食材は国産の小麦粉、全粒粉、原とうふ店の豆乳とオカラ、赤卵、非遺伝子組み換えのコーンスターチを使用したベーキングパウダー、季節の野菜、三温糖という「8つの安心」が主な食材。ドーナッツはベーシックな「はらドーナッツ」(120円)から「サトウキビ」(130円)、「お野菜」(150円)などのほか、毎日数種の日替わりを含めて全40種ほど。毎日スタッフがその日の食材を見て、新鮮なものを選んでその日のメニューにする。一部の店舗では7月下旬から豆乳のソフトクリーム(¥250程度)も販売する予定。店舗はいずれも、白い壁に可愛いドーナッツの絵が描かれ、クラシックでユーモラスな書体で「はらドーナッツ」と書かれている。2008年にスタートして以来、カフェ店舗も含めると20店舗。6月だけでもほかに目黒店、福岡薬院店がオープンしているが、立地はいずれも「ちゃんと人が住み、生活している町」「路面の直営店」にこだわる。そのため小さな子供から老人まで客層は幅広く、また甘味を抑えた味わいから、男性客も多い。自由が丘店はテイクアウトのみの店舗となる。「おやつ」という響きは大人になってもどこかほっと和む優しさがある。そんなおやつの店を増やしていきたい」と岡井さん。今後も集客力があり、かつ地元の人が多く住む町があれば出店していく予定だ。
店舗データ
店名 | はらドーナッツ |
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住所 | 東京都目黒区自由が丘1-3-13 |
アクセス | 駅から徒歩3、4分 |
電話 | 03-3717-8850 |
営業時間 | 10:00-19:00頃(ドーナッツが売り切れ次第終了) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 約15坪 席数はなし(持ち帰りのみ) |
客単価 | 持ち帰りメインのため未定 |
関連リンク | 原ドーナッツ |