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サッポロビールが、9月30日、飲食店向けに「麦とホップ」の樽詰を発売。ビール系飲料に新しい波の予感!


 サッポロビール株式会社(渋谷区恵比寿・代表取締役社長 福永勝氏)は、9月30日、飲食店向けに「麦とホップ」の樽詰10L・20Lを全国発売した。ビールテイストの飲食店向け樽詰としては「ビール」と「発泡酒」のみであったため、「新ジャンル」カテゴリーではまさに業界初。各方面関係者から注目を集めている。俳優・田村正和氏のCM効果で一躍有名になった「麦とホップ」は、08年同社が350ml、500mlの缶にて発売を開始した。「ビールと間違えるほどのうまさ」をキャッチフレーズに当初から好調の売れ行きをみせ、現在、すでに4億本(350ml缶換算)を突破し、さらに成長を続けている人気商品である。日本経済どん底の中、低価格帯の発泡酒樽生は1-7月前年比105.2%と微増傾向。そこで同社は発泡酒より安くコンビニエンスストアなどで好調だった「麦とホップ」樽詰を、今年3月より沖縄で先行販売を開始した。すると、わずか2ヶ月で同エリア70~80軒の飲食店への拡大が実現。確実な需要が見込めたため、全国展開へ乗り出した。最大の特徴は、“安いのに、限りなくビールに近い本格的な味”。サッポロビールは製造工程の中でも特に原料へのこだわりを強く持ち、フィールドマンと呼ばれる専門家が世界各国約2,100軒の農家を直接訪問、生産者と共にビールの主原料である麦とホップを育てる「協働契約栽培」方式を採用している。種播き前・収穫前・収穫後と、主要な時期に生産者と繰り返しミーティングを重ねることで質の向上を図り、且つ安全な原料を作りだしていくという世界でも類を見ない独自の徹底した手法である。また熟成も、同社従来の発泡酒より3割増の時間をかける「長期熟成製法」を用いて原料のうまみを最大限引き出すことで深い味わいを創りだすことに成功。同商品は、09年8月リニューアルされ、麦芽量2倍にすることでさらに味の向上を図っている。「お客様が財布の紐を非常に堅くしている今、やはり時代のキーワードの1つとして“価格”もあります。支払いを済ませた時、「思ったより安かった!」という満足感を感じていただき、お店によい印象を持ってもらうことで再来店に繋げることができます。その為、我々メーカーができることといえば、お客様には低価格で販売でき、お店にとっては利益を残し易い商品を開発することです。「麦とホップ」は、まさにその点をクリアしています。顧客の満足度向上・再来店のきっかけ作りに効果があるとともに、酒販店様にとっても飲食店様にとっても、今までと同等もしくはそれ以上の利益が取れる商品です」とは、同社営業本部外食戦略部マネージャーの別府修氏。「低コストで仕入れられ、今より安い価格でアルコールを提供できることは集客の大きな強みになります。例えば、今までジョッキビールを500円で販売していた居酒屋であれば、麦とホップは350円くらいの値付けで仲間に加えていただく。すると、「お、この店安いな?、じゃ、今晩も行こうか」と、人が集まってきますよね。決してビールと対峙するものではなく、不況の最中でも外食を楽しみたいと考えるお客様への選択の幅をより広くご提供するという考え方です」と話す。「麦とホップ」が飲食店活性化への強力なカンフル剤となり、飲料メーカーの間では、同市場を狙った新たな競争が今後激化しそうだ。 先立って「麦とホップ樽詰試飲会」が開催されます。開催日時:10月2日(金)13時~18時 会場:サッポロビール株式会社※1階にて受付(渋谷区恵比寿4-20-1恵比寿ガーデンプレイス内) 申し込み:サッポロビール㈱ 外食営業部 03-5475-0605サッポロビール株式会社 

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