新・編集長コラム

「外食アワード」で振り返る2025年!ローカルチェーンの躍進に朝食市場の拡大、令和の焼酎ブームまで

PROFILE

大関 まなみ

大関 まなみ
1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月よりフードスタジアム編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100軒を取材する。


②「薄利多売ランチ」より「高付加価値モーニング」、朝食市場の拡大

外食キーワードに入った「朝食市場の拡大」。いま、朝に外食をする人がじわじわと増えている。コロナ禍の影響で人々は夜に外食を控えるようになった一方、その需要が明るい時間帯にシフトしつつある。

飲食店側でも、物価高など逆風吹き荒れまくる中でいかに利益を出すか知恵を絞っている。そこで、本来はメインタイムではない朝に稼働することで営業効率を上げることができると気づき始めた。大手外食チェーン各社はこぞってモーニングメニューに力を入れている。もともと喫茶店文化からきているコメダ珈琲店のモーニングはもとより、それ以外のカフェチェーンも追随し、さらにファミレス、はたまた牛丼やハンバーガーチェーンなども「朝食メニュー」を打ち出している。多くは昼や夜より低価格で提供され、お客側も財布のひもが固くなる中、「安く楽しめる」とメリットがある。

これは大手チェーンだけの話ではない。中小規模の居酒屋・バルのような業態でもモーニング営業が広がっている。売上確保のためにメインタイムのディナー以外に営業しようとした場合、あえてランチではなくモーニングを行うという事例が散見される。「ちょっと贅沢な朝ごはん」といった感じで、単価は1000円や2000円を超えるものもあって下手なランチより高い。しかし、薄利多売のランチをぶん回して疲弊するよりも、高付加価値のモーニングで満足度を上げて単価をとる方がいいというのも、確かに頷ける。

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