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お姉系ギャルのカリスマモデルLieが日本の「魚・漁業・海の幸」の活性化を目指し、ギャルの視点で盛り上げる「ウギャルプロジェクト」がスタート!

(取材=印束 義則)


2009年流行語大賞にノミネートされるなど、世間的に大きな注目を集めた「ノギャル」。「ノギャル」とはギャルの視点から農業に取り組み、食や農業のよさを広く世間に伝えて日本の自給率向上を目指していく農業プロジェクトのこと。この「ノギャル」に1年間参加し、米一粒一粒の大切さを身をもって体験したお姉系ギャルのカリスマモデルLie(ライ)が、「魚、海にまつわる様々な企画を通じ、『魚や海の食』に若者が興味を持ってもらうキッカケを作る」をコンセプトに自ら旗手となって立ち上げたのが「ウギャルプロジェクト」だ。そして、この「ウギャルプロジェクト」を広く世間にアピールしていくためのキックオフイベントが4月18日、東京・渋谷の「猟師×料理人 あぶらぼうず 渋谷店」において盛大に開催された。 当日はウギャルプロデューサーLieからの「ウギャル」とは魚(ウオ)&海(ウミ)とギャルを合わせた造語という説明から始まり、日本の魚の食文化について現状が説明された。その内容は、魚は臭くて骨が多いというマイナスイメージや、ジャンクフードを好むことなどによって“若者が魚を食べる機会、習慣が減っている”こと。美容や健康によいこと、本当のおいしさを知らずに食わず嫌いとなっているなど“魚の食に無知である”こと。厳しい労働環境というイメージから“猟師が減っている”ことなどが挙げられた。こうした問題を解決しようと「10年後、20年後の健康を考えて、体によい魚を若い時から積極的に食べる機会を作る」を目的に、漁業・漁体験、魚新商品の開発、ギャルママによる体験ツアーの企画、イケてる漁作業着の開発、魚などの正しい食への知識啓蒙などを企画していることを発表した。 現在Lieはモデル業と並行して、繁盛店「魚串 さくらさく 神楽坂店」でもアルバイトに励んで実際に魚に触れる日々を送っており、ここで身に着けた技術を生かして当日はマグロの解体&牡蠣の殻剥きを披露。Lieが解体したマグロと殻剥きした牡蠣は当日招待された40~50名ものギャルに振舞われ、“魚”の魅力に直に触れてもらった。「ウギャルプロジェクト」はLie自らのブログ、レギュラー番組を持つラジオ、モデルを務める雑誌などを通して活動を広めていく意向で、さらに当日招待されたギャルからも「ブログで紹介したい」といった声も上がるなど、着実にその輪は広がりつつある。また、当日は「ノギャル」プロジェクトを推進する藤田志穂や岩手県釜石市・野田武則市長も訪れ、Lieの活動にエールを送った。野田武則市長は「若者の魚離れが進んでおり、新しい視点で魚の魅力を広く伝えてもらえれば。今回の活動を通して釜石市だけでなく日本の漁業の突破口になってもらえれば」と大きな期待を寄せる。 「ウギャルプロジェクト」は近々、1年後の収穫にむけて釜石市で牡蠣養殖種付けを行なう、大手居酒屋チェーン店でウギャルメニューを展開するといったプロジェクトが早くも控えている。日本の「魚・漁業・海の幸」をギャルの視点で盛り上げるという意欲的な取り組みが、いま元気にスタートした。

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