石塚氏がいつもスーツのワケとは…?
石塚氏:当社はやっぱり焼肉が強いので、「焼肉どんどん」を中心に展開したい。とはいえ、朝5時まで営業している業態なので、スタッフの働き方を考えると時代に合わない部分もある。そこで、昼飲みを打ち出している「ホルモン肉五郎」や、ラーメン業態の「煮干しラーメン玉五郎」も打ち出していきたい。特に「肉五郎」は「安い・早い・うまい」をコンセプトにしており、天満に2店舗ありますがハッピーアワーで集客が好調。天満の「博多串焼きバッテンよかとぉ」もやはりハッピーアワーで好調です。天満は酒場激戦区でお客様の目は厳しい。ここで成功できれば強い業態だと思うので、新ブランドを出す際はまずは天満で育てて、そこから大阪他エリアや博多などに広げていければ。今まで街場で出店してきましたが、2024年7年に出店した大阪駅の商業施設「バルチカ03」内の「博多串焼きバッテンよかとぉ」も好調で、意外と施設もアリだな、と感じています。
石塚氏:昔は私もラフな格好でいました。ボスもいつもラフですし。でも、誰に言われたわけでもなく、だんだん違うと思い始めた。適当な格好をしていると部下から見くびられることもあるし、自分の上司であるボスもバカにされてしまうかもしれない。高いけどオーダースーツを作っていつも着るようにしています。現場でサロンを巻くときに気合が入るじゃないですか。そういう感じ。カタチから入るタイプなんです。
(取材=大関 まなみ)