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スペシャル企画

フースタM&A×インクグロウ特別連載【vol.4】【特別対談】ホット ランド買収のい志井グループ会長・石井宏治氏。創業秘話や買収劇 の裏話に迫る


大ヒットブランド「日本再生酒場」で表現した“原点回帰”と“父への感謝”

中原氏:石井会長と言えば、2003年に開業した「日本再生酒場 もつ焼き処い志井」が印象的ですが、こちらの開業秘話も教えていただけますか?

石井氏:「日本再生酒場」の開業前、父が心筋梗塞で倒れ、今度こそ余命いくばくもない状況に陥りました。私はここまで父を追いかけてきて、商売の大事なことを教えてもらってきていながら感謝の気持ちを伝えていない。けれど、面と向かって伝えるのもむずがゆい。どうしたものか、と考えたとき、父の原点である塀に折り畳み式カウンターでやっていた中野の屋台の話を思い出したんです。これを再現して、溢れんばかりのお客さまが入った様子を父に見せよう。そう考えたのが始まりですね。

中原氏:なるほど、だから立ち飲みなんですね。

石井氏:その通りです。店名は当時、小泉純一郎元首相がテレビで口にして流行っていた「日本を再生する」に影響され、「日本再生酒場」をメインタイトルに。でも、父に「い志井」の文字をみせるため、のれんには「もつ焼き処 い志井」の文字を入れようと。準備期間に私が心筋梗塞で倒れるというトラブルに見舞われましたが、社員やスタッフが頑張ってオープンにこぎつけてくれたおかげで、1ヶ月後に退院した頃には外に行列ができているほどの大ヒット店舗に。私は父を車に乗せてその様子を見せ、「親父のやっていたことは、今でも通用するんだよ」と、伝えることができたんです。これをできたことは、私の中で大きな宝物になっていますね。

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