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【セミナーレポート】MUGEN内山正宏氏がクラウドファンディング「うぶごえ」を使って、わずか2か月間で2,000万円を集めた理由とは!?


手数料0円と、後発サービスゆえの熱意に感銘

―次は内山代表に「なぜ『うぶごえ』を選んだのか」を伺っていきます。

MUGEN内山 正宏氏(以下、内山氏):結論からお話しすると、やはり掲載手数料0円が魅力的だったことが大きかったです。私自身も過去2回、自店舗の集客を目的に他のプラットフォームでクラウドファンディングをしたことがあり、手数料がかかることを知っていました。ただ、実は「うぶごえ」を知るちょっと前は、クラウドファンディングに対して慎重になっていました。というのも、クラウドファンディングを行ったにも関わらずオープン後半年で閉店してしまった店があったのです。そのときは、プロジェクトに支援してくださった方の中にリターンを返せていない人もいました。あまりに申し訳なくて、運営を引き継いでくれた会社に経緯をお伝えし、「リターン目的で来店したお客様の引き継ぎ」 もお願いしたほどです。

しかし、ちょうどそのころ開業に向けて動いていた店舗が「銀座稲葉」。とりあえず物件契約を終えた段階で、実際に動き始めたのは「そろそろ新型コロナも落ち着くかな」と思った2020年4月頃からでした。ところが、ふたを開けてみれば全然状況は変わらず、感染者数は増える一方。このまま店を始めても集客が芳しくないことは目に見えている。とはいえ、工事も始めているから開業しないわけにもいきません。どうしたものか、と悩んでいるときに「うぶごえ」と出合い、掲載手数料0円ならやってみよう、と思ったのです。

峠氏:ありがとうございます。掲載手数料0円は「うぶごえ」の強みではあるのですが、他のプラットフォームと比べて後発のサービスということで、実績ほとんどないという側面もあります。その点、不安などはありませんでしたか?

内山氏:正直なところ、それはありました。他のプラットフォームは多くのプロジェクトが立ち上がっている実績があり、一般的な周知もあります。これに対して「うぶごえ」はまだほとんどの人に知られていない。また、他の実績あるプラットフォームでは多くの人がクレジットカード登録をしているけれど、「うぶごえ」に登録している人は多くはないので、登録操作のハードルも設けられてしまう。そういった懸念点はありました。

ただ、実際にうぶごえ代表の岡田さんと峠さんに会ったとき、「飲食店へのサービス向上に力を入れたい」という想いを聞いてすごく共感したのです。そもそも私は自店舗の集客が目的だったのですが、ふたりの話を聞いて、立ち上げ間もない「うぶごえ」の力になれないかな、と感じました。こちらが熱意を持ってプロジェクトに臨めば、きっと応えてくれる。掲載手数料0円ももちろん魅力でしたが、こうした後発サービスゆえの強い気持ちやエネルギーに惹かれたところも大きかったです。

―ちなみに、「うぶごえ」はなぜ飲食サービスに力を入れようと考えているのですか?

峠氏:もともと代表の岡田が代々木上原のsioの取締役をやっていたりと、飲食業界との関わりが深いことが大きいですね。飲食って、年齢性別も関係なくどんな人にも必要なことだし、人を楽しませることができるものだと思うのです。もともとエンタメ畑の人間も多い会社なので、多くの人の楽しみを後押ししたい!という気持ちはとても強いです。

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