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スペシャル企画

緊急事態宣言下、飲食店の新型コロナ感染対策に! みんな電力が店舗空間のCO2計測や環境改善に向けた適切な対策、アフターケアを提供する「空気のDX」サービス「MADO」をリリース

再生可能エネルギー事業に取り組むみんな電力(東京都世田谷区、代表取締役:大石英司氏)は、空気環境の改善事業「みんなエアー」で新サービス「MADO(Minna Air Data Organizer)」をリリースした。CO2をはじめとした空気中に含まれる物質を計測し、クラウド上に送信。管理画面での分析や通知、デバイスでのサイネージ表示で「空気の見える化」をすることにより、適切な対策につなげることができる。4月20日からサービスを開始し、すでに飲食店を含む約2000ヶ所もの事業所への導入が決定。今回は、「みんなエアー」プロジェクト推進チームの碓氷友美氏に、飲食店が「MADO」を導入するメリットをインタビューした。



みんな電力

2011年に設立。再生可能エネルギー事業を通して、テクノロジーやライフスタイルのアップデートを推奨し、環境問題の解決につなげることをミッションとしている。2016年には発電者と生活者をつなぐ電力小売サービスの「顔の見える電力TM」を開始。2020年からは、身の回りの空気を「見える化」し、環境改善に取り組む事業「みんなエアー」を開始した。

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※今回の取材は、みんな電力本社内にあるスナックを模したミーティングスペースで実施。「コミュニケーションが促進される場」としてスナックを備えるユニークなオフィスだ。再生可能エネルギーを扱うことからスナックの店名は「再生」。

2018年から開発、コロナ禍でニーズの高まりを受けて「MADO」をリリース


(「みんなエアー」プロジェクト推進チームの碓氷友美氏)

―今回、「MADO」をリリースするに至ったきっかけを教えてください。

現在はコロナ禍の感染対策として空気の環境改善への関心が高まっている状況ですが、プロジェクト自体の始まりは2018年頃からです。今後、地球環境悪化に伴い新たなウイルスや感染症が増えていくことが予想される中で、安心して過ごせる空気の重要性を広めていくため「みんなエアー」の構想を進めていました。当初は、エアーサンプラーという機器を使用して、空気中に含まれるカビや菌類を測定。「空気の見える化」を行って、事業者のみなさんに「空気中にはこんなにリスクがあるんだよ」と、対策を推奨する取り組みをしていました。

ところがその後、新型コロナウイルスが世間を騒がせ始めると、「空気中にリスクがあって、重要なのはわかっているから、対策の機器がほしい」という問い合わせが多くなりました。奇しくも、問題提起のステップを飛ばして、対策の必要性が認知された形ですね。でも、いざ機器を設置してみると、お客さまから「本当に効果のあるものなのか気になる」という声をいただくことがとても多かったんです。

つまり、空気中には目に見えないリスクがあることは理解している。対策が必要なこともわかっている。けれど、その対策の結果までは実感できていない。そういった、改善に対する効果も「見える化」し、より良い環境づくりのお手伝いができるように、「MADO」の開発が始まりました。

空気の「見える化」で、データに基づく適切な対策を打てる

―「MADO」の概要と、飲食店舗に導入するメリットを教えてください。

「MADO」は、オフィスや店舗の空気中に含まれるCO2やpm2.5、揮発性のガスなどといった物質を計測して、クラウドに送信。事業者のコンピューターやタブレットなどのデバイスにサイネージ表示することで、その空間の空気がどのような状態なのかを可視化して、状況に応じた対策を行うことができます。目指したのは、いわば「空気のDX(デジタルトランスフォーメーション)」です。

(専用機器を通じて計測した空気のデータをタブレット上に表示する)

飲食店に導入するメリットは、空気中の状態を画面表示することによって、店舗で行っている対策の理由と効果を、お客さまに対して視覚的に伝えられることです。特に、現在は新型コロナウイルス対策の関心が高まり、「密」になっていないかという点でCO2濃度が気にされることが多いですが、空気中には他にもリスクが存在します。例えば、CO2濃度が高い場合には換気をすることも重要ですが、逆に黄砂が多いときには換気をやめなければならないといったように、状況によって正しい対応は様々。一概に「換気をしていればOK」というわけではありません。データに基づいた対策で、効果的に空気環境の改善を図ることができます。

また、複数の測定装置に対して一括管理ができるので、多店舗展開している経営者は店舗ごとの状況を把握し、対策を行うことが可能です。さらに、万が一クラスターが発生してしまった場合も、店舗クリーニングやインターネット上の風評被害対策など、適切なアフターケアを無償で行います。空気環境の改善を通して、経営者の想いを支援していければと思っております。

大手飲食チェーン含め約2000スポットで導入。空気にも「安全安心」の概念を

―今後の展開はどのようにお考えですか?

私たちは「MADO」の設置場所を「スポット」と呼んでおり、4月8日の先行募集の段階では約2000スポットの応募がありました。現在は、大手飲食チェーンや児童福祉施設、クリニック、コワーキングスペースといった、不特定多数の方が出入りする場所を中心に展開。2021年度中には2万スポット、2025年度までに100万スポットを目指し、利用者が“安全安心”を選べるスポットの拡大を推し進めてまいります。新型コロナウイルスの影響もあり、飲食店に足を運ぶお客さまにとって「空気も食材と一緒に摂取しているもの」という意識が高まっているはずです。ぜひ「MADO」の導入から、‟持続的に”安心できる空間づくりのお手伝いをさせていただければと思います。

■「MADO」月額1,650円(税込)※1から導入可能 ※1 最低利用期間24カ月となります。

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みんなエアーお問い合わせ

※お問合せ項目は「MADOサービスについて」をご選択ください。

(取材=高橋 健太)

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