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快進撃を続けるデリバリー業態、淡路島生パスタ「和太利庵(わたりあん)」。その魅力とメリットを、導入店舗「串天ぷらと日本酒バル かぐら 神田店」に聞く!

居酒屋「淡路島と喰らえ」などを展開する株式会社エフ・エフ・アルファがコロナ禍を機に着手したVR(ヴァーチャルレストラン)業態のひとつ、淡路島生パスタ「和太利庵」が好調だ。UberEatsでは4.7点超の高評価を獲得、店舗数は直営店・加盟店あわせて25店舗を超え、勢いが止まらない。今回は、「和太利庵」に加盟するEver Changing代表取締役・森剛氏にインタビュー。同社は、自社店舗「串天ぷらと日本酒バル かぐら 神田店」のキッチンを利用して「和太利庵」の商品を主にデリバリーで販売。日商5万~10万円を生み出している。導入のきっかけや売上、オペレーションの感触などを伺った。



(代表の森氏。従来のやり方に固執せず新しいものを取り入れる姿勢は、社名の「Ever Changing」を体現している)

「和太利庵」
https://www.watarian.com/

―「和太利庵」は今年の3月ごろに導入したとのことですが、きっかけは?

もともと、「和太利庵」導入以前からデリバリーには取り組んでおり、自社ブランドのカレー業態や別会社のフライドチキン業態で営業していました。コロナ禍となった後は、フライドチキン業態を中心にデリバリーの売上もぐっと増えていたんです。

そのような状況だったからか、多くの会社からデリバリーのフランチャイズをやらないかと声をかけられていたのですが、魅力を感じる業態があまりなくて。どれも作業工程が軽くはなく、アイテムもどこか似たり寄ったりで、業態を増やすことに前向きになれずにいました。そんな中、「和太利庵」を紹介されたのが今年の3月頃。当初は乗り気ではなかったのですが、話を聞いてみてすぐに魅力を感じて、2週間後にはスタートしていました。

―実際に、魅力を感じた部分はどこでしたか?

まず、オペレーションが簡単であることに惹かれました。冷凍納品されたパスタとソースをともに90秒茹でて盛り付けるだけ。食材は個別包装なので、その日の営業で使用する分を用意するだけで済み、食材ロスもありません。店内のオペレーションを圧迫せず、配達員やその先のお客様を待たせることもないのは大きなメリット。配達時間の短さはUberEatsの検索上位に出るための条件でもあるので、非常に魅力を感じました。加えて、商品のクオリティが高くすでにUberEatsで高評価をキープしていたこと、包材やメニュー表、ショップカードといった販促物もパッケージされていて、既存の設備ですぐに始められることなど、営業開始に際して店舗の負担が少ないことが嬉しいポイントでした。さらに決め手となったのは、エフ・エフ・アルファの担当者の対応が早くて丁寧だったこと。スムーズに話が進んで導入に至りました。

―現在、「和太利庵」はどれほどの売上を上げていますか?

平日は5万円、金土日は7万~10万円ほどの日商を売り上げています。アイテム自体の魅力もそうですが、運営のエフ・エフ・アルファによる販促やメディアの露出効果も実感しています。私達飲食店の本分は、やはり料理や接客なので、マーケティングの部分はエフ・エフ・アルファにお任せできるのが有り難い。コロナ禍によって営業時間の短縮やお酒の提供が制限されている中、私たちの店舗は休業することもなく、従業員の雇用も守ることができていて、むしろ「休むことがもったいない」と思うほどです。

とにもかくにもデリバリー市場が好調で、私達もその売上をさらに強化するため、新型コロナウイルスに対応する業態転換の補助金を行政に申請し、店舗のファサードをデリバリー・テイクアウト向けに大幅に改装しました。最近では、ランチの時間帯に店内でも「和太利庵」を提供しています。コロナ禍になってからは、居酒屋業態は通常営業をすることすら厳しい状態が続いているので、柔軟かつ大胆な対応も必要なのだろうと思うんです。


(もともと入口だったスペースをテイクアウト用窓口に。その横の壁の部分を抜いて入り口に改装した)

―今後の展開についても教えてください!

現在でも「和太利庵」はしっかり利益を上げていますが、おそらく今後さらに数字を上げられる業態だと思っています。そのため、これ以上新たなデリバリー業態を増やさず、「和太利庵」で今以上の結果を出していこうと考えています。

コロナ禍によって、飲食業界も変革を求められています。私たちは居酒屋業態として開業しましたが、今回の緊急事態宣言のようにお酒が出せないという状況になってしまうことだってある。そんなとき、自分たちが店を存続して従業員の雇用も守るための保険として、魅力的なデリバリー業態を持つことは、とても有効な手段だと思います。当店で言えば、テイクアウト窓口で「和太利庵」を大々的にアピールしているので、最近では、近隣のお客さまから「パスタ屋さん」と呼ばれることもあるんですが(笑)、「和太利庵」をきっかけに元からの居酒屋メニューも頼んでくれる人がいて、むしろプラスに働いています。

今よりも売上を立てたいと考えている飲食店経営者のみなさんは、ぜひ「和太利庵」を導入すると良いのではないでしょうか。


(店頭で「和太利庵」とともに店内居酒屋メニューのお持ち帰りをアピールしている)

串天ぷらと日本酒バル かぐら
住所:東京都千代田区神田多町2-2-3元気ビル1F
電話:03-6875-6401
https://www.instagram.com/kagura.kanda/

■エフ・エフ・アルファのVRブランド「和太利庵」では加盟店も募集中。既存店の厨房を使ってデリバリー専門で「和太利庵」を営業することができます。詳しくはこちら

(取材=高橋 健太)

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