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三軒茶屋に「正ト文子(ただしとふみこ)」がオープン!元芸人オーナーが「食堂でべこ。」で修業し独立、果実酒と創作料理で“粋な関係”を楽しむレトロスタイリッシュ酒場

2025年11月12日、三軒茶屋に「正ト文子(ただしとふみこ)」がオープンした。オーナーは、元役者で元芸人という異色の経歴を持つ渡部光輝氏。高円寺の人気店「食堂でべこ。」での修業を経て独立し、祖父母の名を冠した店を開いた。コンセプトは「酒と果実、粋な関係。」。季節の柑橘や自家製の漬け込み酒、全国から厳選したリキュールと創作料理を組み合わせ、果実の魅力を多彩に表現する。“ちょうどよい違和感”をテーマにしたレトロスタイリッシュな空間が特徴で、渡部氏の軽妙な会話術も相まって、リピーターが着実に増えている。


役者、芸人を経て飲食へ。人生をかけて、もう一度挑む

三軒茶屋にオープンした「正ト文子」。飲食店としては少し異質な店名だが、その響きにはどこかあたたかさがある。「僕、“じいちゃん・ばあちゃん子”で」と笑うのは、オーナーの渡部光輝氏。店名は、同氏が敬愛する祖父母の名前をそのまま冠したものだ。「片親家庭で育った自分にとって、祖父母は理想の夫婦であり、人生の指針でした。2人の名前を残すことが恩返しになると思ったんです」と語る表情には、感謝と誇らしさがにじむ。

そんな渡部氏は、役者として活動をスタートし、芸人としても5年間のキャリアを積んだ異色の経歴の持ち主。10代から飲食店でのアルバイトを続け、カフェやダイニングバーで経験を重ねるうちに、料理への思いを強めていった。20代後半、結婚を意識し始めたタイミングで将来を見つめ直し、飲食の道に進むことを決意する。

料理を本格的に学ぶために入社したのが、高円寺の居酒屋「食堂でべこ。」。副店長として立ち上げから携わり、2年での独立を目標に、短期間で実践的な経験を積んだ。同店ではランチ営業を任され、当初は集客に苦戦したものの、試行錯誤を重ねて開店前に行列ができるほどの人気店へと育て上げた。メディアにも取り上げられるようになり、運営が軌道に乗ったタイミングで独立に向けて動き出す。

物件探しは、居住地である下北沢から通いやすいエリアを中心にスタート。下北沢をはじめ、三軒茶屋、渋谷、学芸大学などの東急線沿線を軸に候補を絞っていった。そんな中で出会ったのが、三軒茶屋にある新築テナントビルの2階だ。

修業先の高円寺という馴染みのある土地ではなく、縁のないエリアを選んだのは、「馴染みのない場所でゼロからお客さんをつくっていく過程も含めて、もう一度挑戦したかったから」と渡部氏。「これまでも、俳優や芸人として人生をかけて挑戦してきた」と話し、その姿勢が出店場所の選定にも表れている。また、2階という空中階についても「コストを抑えられる分、あとは自分の実力で認知を広げていける」と前向きに捉え、出店を決意した。

三軒茶屋駅から徒歩3分、にぎわいと生活感が共存する世田谷通沿いのテナントビル2階に入居。通りに面した大きな窓からは、洗練された内装がのぞき、目を引くロゴ看板が目印だ

店舗データ

店名 正ト文子(ただしとふみこ)
住所 東京都世田谷区太子堂4-5-1 COCOSPACE三軒茶屋 2F

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アクセス 三軒茶屋駅から3分
電話 080-7558-1553
営業時間 18:00~24:00、土日祝17:00~24:00
定休日 不定休(詳細はインスタグラム)
坪数客数 8坪14席
客単価 4000~5000円
オープン日 2025年11月12日
関連リンク 正ト文子(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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