タコスの前では人は平等!豚一頭分の満足感を味わえるカルニタス
加藤氏が何よりも大切にしているのが「ストリートフード」という原点だ。「どんな立場の人でも、同じように、潔く、さっと食べて帰る。その“フラットさ”がかっこいいと思うんです。タコスは本来、軽食であり、屋台で衝動的に食べるような文化がある。そうした文化や原理を守りたいという思いがあって、路面店であることにはこだわりました」。その言葉通り、以前鈴木氏から「うちのバーでも間借り営業をやらないか」と声をかけられた際も、物件が地下1階だったため「ストリートでやりたい」と断ったそう。
フードはカルニタスのタコス1本。サイズは3種類で、基本の「Mサイズ」(600円)はトルティーヤ1枚に肉をしっかり乗せた構成。「Sサイズ」(500円、2ピースから)はその半量、「Lサイズ」(700円)は肉の量はMと同じで、生地が2枚になることで、より本場に近い食べ応えを楽しめる。特にLサイズは、生地をずらして長く食べたり、2つに分けて食べたり、メキシコで見られる自由な食べ方ができるのも魅力だ。
おすすめは「ケンタコプレート」(2000円)。S×2、M×1、L×1のセットで、通常2300円相当が1人でも2人でも楽しめる構成になっている。複数ピースの注文時には、Mは3ピースごと、Lは2ピースごとに100円引き。グループでのまとめ会計にも適用される、柔軟な価格設定だ。
カルニタスは、銅鍋で一度に大きく仕込むのが特徴。メキシコ滞在中に出会った老舗店の調理法を参考に、冷めても旨い味わいを目指す。使用する豚肉は、肩ロースを中心に、ガツ・皮・ロース・モツ・耳・バラなど多彩な部位を組み合わせ、「一口で豚一頭を味わうような満足感」を追求。仕込みには6時間、提供前にさらに1〜2時間をかけて煮込み、日々の積み重ねで技術を磨いているという。サイドメニューには、カルニタスの出汁を使った「ケンソメスープ」(200円)や、自家製生地をラードで揚げた「トルティーヤケップス」(100円)も用意する。
ドリンクは冷蔵庫からセルフで取るスタイル。缶・瓶ビールを中心に、お茶割りやソフトドリンクまで幅広く揃う。価格帯は200〜1000円で、タコスとともに気軽に一杯楽しめる構成だ。

「ケンタコプレート」。まずは塩とライムだけで味わうのがおすすめ。とろけるような豚肉とトルティーヤの一体感を楽しんだ後は、にんにくや生姜を効かせた3種のサルサで味変を。特に、ピリ辛パイナップルのサルサは、酸味・甘味・辛味が重なり合い、豚肉の旨味を軽やかに引き立てる

家系ラーメンのような濃厚さがクセになる「ケンソメスープ」。一度ハマると忘れられない、根強いファンを持つ人気メニューだ
店舗データ
| 店名 | タコストリート |
|---|---|
| 住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-20-2 |
| アクセス | 渋谷駅から徒歩5分、神泉駅から徒歩6分 |
| 電話 | 03-6416-5492 |
| 営業時間 | 火・土:17:00~28:00、水・木・金:12:00~28:00 |
| 定休日 | 月曜・日曜 |
| 坪数客数 | 4坪10人収容 |
| 客単価 | 1500~2000円 |
| 運営会社 | 株式会社Social Surfers |
| オープン日 | 2025年4月2日 |
| 関連リンク | タコストリート(Instagram) |

















