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坪月商80万円の高円寺「あんぽんたん」の新店、「ちびぽんたん」が至近にオープン!楽出身オーナーが手がける、ちょうどいいつまみと価格感が魅力の立飲み

10月17日、高円寺に「ちびぽんたん」がオープンした。オーナーは楽コーポレーションで11年経験を積んだ梶田雅之氏。2019年10月、高円寺南口の高架下に「あんぽんたん」を開業し、独立。同店は現在、坪月商80万円を記録する繫盛居酒場へと成長している。2024年には中野に喫茶店「梶田珈琲」、ベトナムに友人と「居酒屋 まる」を開業するなど、多角的に店舗展開を進めてきた。高円寺2店舗目となる今回は、「あんぽんたん」至近の物件で、「炒め物とつまみ」をテーマに大人向けの立飲みを出店。肩ひじ張らない空間と接客、おいしいつまみとちょうどいい価格感を武器に、日常使いできる店を目指す。


職を転々とした先に見つけた、やりがいのある仕事

高円寺駅南口から徒歩2分、昭和レトロなスナックが軒を連ねる路地の一角に「ちびぽんたん」がオープンした。オーナーの梶田雅之氏が飲食業に本格的に足を踏み入れたのは23歳のとき。 カナダへのワーキングホリデー中、楽コーポレーションが運営する「汁べえ バンクーバー店」で働いた経験が大きな転機となった。 それまで工場勤務や漁師など職を転々としていたが、初めて「この仕事おもしろい」と感じたのがこの現場だったという。「楽では、将来の独立を目指して働いている人が多い。頑張ればそれに見合った給料がもらえて、将来は自分の店を持てる。そう考えると、やりがいがあって楽しい仕事だなと感じました」と振り返る。

1年の勤務を経て帰国後も、先輩の紹介で同社の渋谷「チョップスティックカフェ」にアルバイトとして入社。 その後、社員となり、渋谷「楽椿」などで11年間にわたり経験を積んだ。

2019年10月、高円寺南口の高架下に居酒屋「あんぽんたん」を開業し、独立を果たす。同店は、誰でも入りやすい“ちょうどいい”居酒屋をコンセプトに、元気な接客と程よいつまみを武器に若年層を中心に支持を集める酒場だ。開業直後、コロナ禍の影響を受けながらも、堅実な営業で地道に認知を獲得。現在では坪月商80万円を記録する繁盛店へと成長している。

「あんぽんたん」が軌道に乗ると、店舗展開へと踏み切る。2024年5月には、中野に喫茶店「梶田珈琲」を開業。当初は居酒屋業態を予定していたが、物件オーナーの意向を受けて急遽カフェ業態へと変更した。その1ヶ月後には、楽でともに働いてきた仲間とベトナムに「居酒屋 まる」をオープン。いずれの店舗も、試行錯誤を重ねながら着実に軌道に乗せてきた。偶然や縁を柔軟に受け入れながらも、それを楽しみ、確かな成果へとつなげるのが梶田氏の持ち味だ。

高円寺駅南口から徒歩2分。賑やかな高架下の喧騒を抜けた先、スナックが軒を連ねる少し妖しげな路地に佇む一軒。欄間とすりガラスの引き戸が、風情ある外観をつくり出している

店舗データ

店名 ちびぽんたん
住所 東京都杉並区高円寺南4-42-2

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アクセス JR高円寺駅から徒歩2分
電話 03-6681-2529
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 7坪、15~20人収容
客単価 2500~3000円
オープン日 2025年10月17日
関連リンク ちびぽんたん(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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