13年来のパートナーシップから生まれた店
金子氏とタッグを組む遠藤雄二氏は、2度フランスに渡り、名門レストラン「Alain Chapel(アラン・シャペル)」、「Le Temps de Vivre(ル・タン・ド・ヴィーヴル)」などで研鑽を積む。帰国後、「うかい亭」で調理主任を務め、創業時の「俺の」に入社。上海など国内外の新規店舗の立ち上げに携わり、「俺のフレンチ」の総料理長としてブランドを支えた。
「遠藤さんとは13年間来の仲、いわば戦友みたいな存在です。彼の料理は本当においしく、一緒でなければ店はやっていなかったと思います」と金子氏は遠藤氏とのパートナーシップについて語る。
金子氏は独立するきっかけについて「元々、飲食業界に進んだのも、いつかは独立したいという夢があったからです。夢は夢で終わってもいいと思っていましたが、歳をとるにつれ、そろそろ自分のやりたいことをやれる店を持ちたいと思うようになりました」と語る。
出店場所として考えたのは“食の感度が高い人々が集まる”新宿、四谷、目黒、神泉などエリア。駅近の路面店を探しているとき、いいタイミングで荒木町の現在の物件に巡り合った。業態は遠藤シェフの技が生かせるビストロと最初から決めていた。和食店の居抜きだが、厨房以外はほとんど改装したという。店舗前面を全面ガラス戸に改装し、少しセットバックしてテラスも作った。ガラス戸は全開できるようになっていて、開放感いっぱいで入りやすい雰囲気がある店となった。

満席になったときワイワイガヤガヤと賑わう酒場のような雰囲気になるように、ハイチェアーとハイテーブルが置かれている。「土から生まれる本物の味を大切に」というコンセプトに合わせて、店内のあちこちにグリーンが飾られている
店舗データ
| 店名 | Bistro BOO(ビストロ・ブー) | 
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区荒木町3-11フォレストビル1F | 
| アクセス | 丸の内線「四谷三丁目」駅より徒歩3分 | 
| 電話 | 03-6457-4810 | 
| 営業時間 | 【火~金】17:00~23:00(LO22:00)、【土日祝】15:00~23:00(LO 22:00) | 
| 定休日 | 月曜 | 
| 坪数客数 | 21坪42席 | 
| 客単価 | 5000~5500円 | 
| オープン日 | 2025年9月17日 | 
| 関連リンク | Bistro BOO(Instagram) | 



















