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五反田に「otto o otto(オットオオット)」が開業!タバッキ出身の二人が手がける、本格料理とワインで生産者の想いを届けるアットホームなイタリアン

8月8日、「otto o otto(オットオオット)」が五反田TOC近くにオープンした。運営は、野菜などの食材を卸売りするG.G.8(東京都港区、代表取締役社長:畠山真人氏)。ワインバー「平和島Vin Peace(ヴァンピース)」に続く2店舗目で、店づくりは、学芸大学で「リ・カーリカ」などイタリアンを展開するタバッキ出身の二人がタッグを組んで行う。テーマは「産地からテーブルへ」。生産者の想いが込められた新鮮な食材を、イタリアの郷土性と独自性を掛け合わせた料理へと昇華。300本以上揃えるワインとともに、食の魅力を多面的に提案する。肩ひじ張らない空間で本格的な料理を楽しめる店として、オフィス街での認知も少しずつ広がっている。


元同僚ならではの信頼関係を活かした店づくり

五反田駅西口から徒歩10分、桜田通りを南下すると、圧倒的な規模を誇る複合商業施設「東京卸売センタービル(TOC)」が姿を現す。小売店・飲食店・オフィスが集まる一大ショッピング&ビジネス拠点であり、五反田のランドマークとして知られる存在だ。 その向かいの新築ビルに「otto o otto(オットオオット)」がオープンした。

運営は、野菜などの食材を卸売りするG.G.8。実質的な店づくりでは、ともにタバッキで修業を重ねた店長の齊藤隆太氏とシェフの加藤修司氏がタッグを組んで行う。

齊藤氏は調理師専門学校を卒業後、製パン企業・木村屋總本店に入社。同社のフレンチレストラン部門でキャリアをスタートさせた。退職を考えていたタイミングで、社内に新たなイタリアン業態が立ち上がることとなり、先輩の勧めを受けて異動。これをきっかけにイタリアンの道へ進む。

その後は、際コーポレーションが手がける複数のイタリアンで経験を重ね、西小山のピッツェリアではシェフとして活躍。さらなる技術向上を目指してタバッキへ入社し、「あつあつ リ・カーリカ」「カンティーナ カーリカ・リ」を中心に、約7年修業を重ねた。料理だけでなく、ワインの知識もこの期間に習得したという。

シェフの加藤氏は、専門学校を卒業後、みなとみらいのイタリアン「リストランテ・アッティモ」へ入社し、7年間にわたり経験を積む。その後タバッキに移り、約10年にわたって研鑽を積んだ。

それぞれ独立を視野に入れていたタイミングで、以前から交流のあったG.G.8の代表・畠山真人氏が「本格的な料理とワインをコンセプトにした店の開業を考えている」ことを知り、2人で新たな挑戦へと踏み出すこととなった。「お互いのクセをわかっているので、一緒に店づくりをすることになっても不安はありませんでした」と語るように、元同僚ならではの信頼関係が、店舗の立ち上げを後押しした。営業中は齊藤氏がフロアの流れを柔軟にコントロールし、加藤氏が料理に集中できる環境を整える。それぞれの強みを活かした役割分担で、円滑な店舗運営を行っている。

五反田TOCのすぐ目の前に位置する、新築ビルの1階と2階。駅からはやや離れるが、TOC利用者や周辺の通行人が行き交うエリアだ。白いファサードに温かみのあるライトが窓越しに漏れ、オフィスや住宅街が立ち並ぶ整然とした街並みに、ふわりと灯るような柔らかさが漂う。ドアや窓からずらりと並んだワインボトルが見えるのもポイントだ

約27坪33席。1階にオープンキッチンのカウンター席、2階にはテーブル席と個室を備え、多様な利用シーンに対応する。全体を見渡せるカウンターを軸に、調理の臨場感と自然な会話が生まれるライブ感を意識した空間設計を採用。「肩ひじ張らずに、ちょっと贅沢な日常を楽しんでもらえる場所」を目指し、白とグレー、木を基調とした明るくて爽やかな内装に仕上げている

店舗データ

店名 otto o otto(オットオオット)
住所 東京都品川区西五反田7-13-1 tocconnect 1F・2F

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アクセス JR五反田駅から徒歩9分、東急目黒線不動前駅から徒歩8分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩6分
電話 070-1453-3445
営業時間 【平日】ランチ11:30〜14:30、ディナー17:00〜23:00【土日祝】14:00〜21:00
定休日 木曜
坪数客数 約27坪33席
客単価 6000~7000円
運営会社 株式会社G.G.8
オープン日 2025年8月8日
関連リンク otto o otto(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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