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旗の台に「aete(アエテ)」がオープン!「駒沢食堂 george」出身の3人が挑む、高品質な鮮魚を”あえて”和洋で楽しむ地域密着の酒場

8月29日、旗の台に「aete(アエテ)」がオープンした。オーナーの関川啓太氏は、大学時代に「駒沢食堂 george」でアルバイトを経験し、教育事業を行う会社や広告代理店で勤務。今回、「駒沢食堂 george」でともに働いていた土佐寛氏、折笠弘陛氏とともに開業に至った。同店では、魚専門スーパーで経験を積んだ折笠氏の魚の目利き力を活かした高品質な鮮魚を、”あえて”和洋ジャンルレスなスタイルで提供。温かみのある約30坪の店内は、一人でもグループでも気軽に利用できる地域特性に応じた空間となっている。将来的には3人の”好き”を起点にした事業展開も視野にいれている。


”この3人じゃなければ、飲食店をやっていない”

旗の台駅南口から徒歩5分、下町風情を残す商店街を抜けた中原街道沿いに「aete(アエテ)」がオープンした。オーナーは、現在31歳の関川啓太氏。大学時代のアルバイト先「駒沢食堂 george」で出会った仲間である土佐寛氏と折笠弘陛氏とともに店を立ち上げた。関川氏は「この3人じゃなければ、飲食店をやろうとは思っていなかったと思います」と照れたように笑う。

関川氏は大学を中退後、カナダへ留学し、後半にはワーキングホリデーも経験しながら約1年を過ごす。帰国後は教育事業を行う企業に1年間勤務し、その後広告代理店に転職。約4年間、企画・営業に携わった。

当時、3人はそれぞれ異なる職場に在籍していたが、より自分らしい挑戦の場を探していた時期だったという。思いを共有する中で、3人は自分たちの手で何かを形にしようと動き出した。関川氏はこう振り返る。「僕自身、飲食経験が豊富ではないので、最初から飲食店の開業を目指していたわけではないんです。ただ、『駒沢食堂 george』で共に働いたこの3人でなら、楽しく働けるのではないかと思った。3人でアイデアを出し合い、アパレルやグランピングなど様々なキーワードが挙がる中、共通のルーツである“食”に立ち返り、飲食店の出店を起点に自分たちのブランドを広げていこうと方向性を定めていきました」。

メンバーのひとり、土佐氏は現在35歳。「aete」では店長を務める。「駒沢食堂 george」で11年間勤務し、3人の中で最も長く飲食業に携わってきた。飲食業の傍ら広告業にも従事し、デザイン業務も手がけている。もうひとりは、料理長を務める現在31歳の折笠氏。専門学校卒業後、「駒沢食堂 george」で勤務し、二子玉川「bills」や魚に強みを持つ専門スーパーで経験を積んだ。今回、折笠氏の魚の目利き力を活かした商品ラインナップが、店の大きな特徴となっている。

旗の台駅南口から徒歩5分、中原街道沿いのビル2階。広い窓面からは、温かみのある照明がフロア内から外へと柔らかく漏れ、通りに穏やかな存在感を放っている

店舗データ

店名 aete(アエテ)
住所 東京都品川区旗の台6-33-11 スピナッチヒル2F
アクセス 東急大井町線・池上線旗の台駅から徒歩5分、東急池上線長原駅から徒歩4分、東急大井町線北千束駅から徒歩10分
電話 03-6426-4222
営業時間 11:30~14:30、17:30~23:00
定休日 水曜
坪数客数 約30坪43席
客単価 5000円
オープン日 2025年8月29日
関連リンク aete(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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