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弟は上場で全国展開、兄は地元でドミナント展開。INGS青柳氏の実兄率いるzingyが新宿三丁目「焼鳥お惚気」を開業。FC中心の展開から自社業態を打ち出しブランディング強化

6月2日、新宿三丁目に「焼鳥お惚気(おのろけ)」がオープンした。運営のzingy(ジンギー、東京都新宿区)は、新宿エリアを中心に11店舗を展開する飲食グループ。代表の青柳利一氏は、上場企業INGS代表の青柳誠希氏の実兄だ。zingyでは「CONA」や「アガリコ」といったFC加盟店も多いが、今回の「焼鳥お惚気」は自社オリジナル業態。これを皮切りに、「お惚気」名義で多彩な業態を展開し、会社としてのブランディングを強化していきたい考えだ。


会社の顔となるブランドを育てる!

zingy代表の青柳利一氏が飲食店経営をスタートしたのは2011年。同氏の父が新宿でバーなど複数の飲食店を経営していた影響でおのずと飲食店に惹かれ、不動産会社勤務を経て、父が運営していた場所を譲り受けるかたちで独立した。
弟の誠希氏も同じく飲食業へ。ラーメン店や同じく「CONA」などを展開し、2024年には東証グロース市場に上場。現在は全国に直営だけで60店舗超を展開し、今も拡大を続ける一方、兄である利一氏のzingyは新宿三丁目と赤羽で11店舗。うち10店舗が新宿エリアにあり、ドミナント展開を行っている。例えば同社の「炭串と酒 イツモココカラ。」は6.5坪で月商500万円、「CONA 新宿三丁目店」は18坪で900万円、「nicochica」は15坪で700万円などと、10坪前後の小体な箱でしっかりと売上をつくっている。兄弟で対照的な経営スタイルだ。

青柳氏は「創業以来、地域密着の営業を続けていますが『CONA』や『アガリコ』などのFC加盟店も多く、会社として見たときにブランドに統一感がない。何をしている会社かぱっと見で伝わりにくく、採用活動で不利になってしまうことも。そこで、ひとつ“会社の顔”となるブランドを打ち出そうと考えました」と話す。

「焼鳥お惚気」があるのは新宿三丁目駅から徒歩3分の好立地。落ち着いた焼鳥店は、ガヤガヤした居酒屋が多い中で重宝されそうだ

店舗データ

店名 焼鳥お惚気
住所 東京都新宿区新宿3-10-2 2F

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アクセス 新宿三丁目駅から徒歩3分
電話 03- 3351-8758
営業時間 17:00~23:00
定休日 水曜
坪数客数 10坪20席
客単価 6000円
運営会社 株式会社zingy
オープン日 2025年6月2日
関連リンク 焼鳥お惚気(Instagram)
関連リンク Zingy(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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