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創業18年、無借金経営を貫くもコロナを経て攻めの経営に転じる!札幌gcompanyの旗艦ブランド東京進出、「ニューイタメシ酒場grazie(グラッツェ)渋谷センター街店」が開業


個室ダイニングからリブランディング。酒場として新しい「イタメシ」を提案

「grazie」は同社の創業ブランド。2007年、佐々木氏が27歳のときすすきの・南3条に1号店をオープン。「当時の札幌は、イタリアンは5000~6000円のアッパー帯の店か、もしくはサイゼリヤのような低価格の店になってしまい、その間がなかった。20~30歳くらいの人たちがデートに使えるような単価2500円のイタリアンのニーズがあるとにらみました」。この読みが当たり平日でも2~3回転する繁盛店に成長。無借金ながら半年や1年のペースで次を店舗を出店していった。若者をメインターゲットとしていたためコロナ禍でもダメージは少なく、創業から今まで営業を続けてきた業態だ。

東京進出にあたってはリブランディングを実施。ショルダーネームを「イタリアンダイニング」から、渋谷では「ニューイタメシ酒場」へとチェンジ。札幌の「grazie」は40坪から大きい店舗で100坪ほどの個室を中心とした大箱店舗だが、渋谷は22坪の空間にカウンターとテーブルを並べたオープンフロアに。内装含めたブランディングは札幌を拠点するNEW(北海道札幌市)が手掛けた。

料理も小皿ポーションに再構築。飲食店の多店舗化支援を行うJapan Restaurants Development(東京都世田谷区)監修のもと、東京らしいトレンド感や遊び心を加えた。オススメは「名物!いくらたっぷり冷製クリームスパゲティ」(2838円)や「きたあかりのトリュフ乗せふわもちニョッキ 焦がしトリュフクリーム」(1188円)、「58℃と400℃で仕上げたラムチョップ」(1ピース1078円、注文は2ピースより)など。東京の店舗とあって札幌以上に“北海道素材”を打ち出したものも多い。その他、前菜や揚げ物、メイン料理、パスタ、ピザ、デザートまで幅広く揃う。「ニューイタメシ酒場」にのっとり、新しい「イタメシ」の提案と、ところどころで“酒場感”を交えているのがミソだ。

ドリンクはオーガニックワインに力を入れ、ボトルで18品、3850~6050円の価格帯で用意し、グラスは赤・白ハウスワインが各583円、趣向を凝らした「クラフトサワー」もレモンサワーやフルーツ系など13品と充実し、605円~。その他、生ビール「サッポロ生 黒ラベル」(638円)からハイボール、お茶割り、北海道企業の「北のさくら」の果実酒、ノンアルカクテルなど幅広く揃う。

「名物!いくらたっぷり冷製クリームスパゲティ」。表面をエスプーマで覆い、イクラをたっぷりトッピング。中のパスタには明太子を和えて、混ぜると明太クリームパスタの味わいに

「きたあかりのトリュフ乗せふわもちニョッキ 焦がしトリュフクリーム」。札幌でも人気のニョッキだが、渋谷ではトリュフを削りかける仕立てにした

店舗データ

店名 ニューイタメシ酒場grazie(グラッツェ) 渋谷センター街店
住所 東京都渋谷区宇田川町33-13 楠原ビル4F

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アクセス 渋谷駅A3b出口から徒歩5分
電話 03-6455-1037
営業時間 17:00~23:30(LO料理22:30、ドリンク23:00)
定休日 不定休
坪数客数 22坪44席
客単価 3500円
運営会社 株式会社gcompany
オープン日 2025年8月19日
関連リンク gcompany(HP)
関連リンク ニューイタメシ酒場 グラッツェ 渋谷本店(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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