「月島ゴールデン酒場」が開業。－３℃に冷えたスーパードライ大瓶が580円、長野の繁盛店が東京初進出！ 充実した町中華メニューで下町から食堂×大衆酒場の文化を発信

東京でも食堂×酒場文化を広めたい

客単価は3000円。オープンして約1カ月になるが、食事も酒もどちらも気軽に楽しめるとあって、一人でふらりと寄ったり、子ども連れで訪れたりと早くも月島住民の心を掴み、賑わいを見せている。

現在、営業は、平日は夜のみ、週末は昼からの営業となっているが、ゆくゆくは松本や長野と同じく、平日も昼から開けたいという。「ランチ客を掴んで、アイドルタイムの昼飲み、それから夜の需要へとつながる。長野ではそういった需要に応えているかと思います。東京でもそういった店を作っていきたいですね」と髙木氏は語る。

今後について尋ねると、「まずはこの店を軌道にのせたいと思います。それから、チャンス次第ですが、徐々に東京で店を広げていけたらいいですね。特に数字的な目標はありませんが、このあたりなら勝どきや門前仲町とか。この月島店をスタートとして、増やせていけたらいいなと思います」と髙木氏。老若男女、オールラウンドに使える食堂×酒場文化の広がりに期待したい。

代表、髙木 茂氏。現在、まだ3代目が跡を継ぐかどうかはわからないそうだが、「継ぎたいと思ってもらえるように頑張りたいですね」と笑顔で語る

（取材＝小田中 雅子）

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