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「月島ゴールデン酒場」が開業。-3℃に冷えたスーパードライ大瓶が580円、長野の繁盛店が東京初進出! 充実した町中華メニューで下町から食堂×大衆酒場の文化を発信

7月3日、「月島ゴールデン酒場」がオープンした。運営はニューコンセプトリゾート有限会社(長野県松本市)。代表の髙木 茂氏は酒販店の2代目。時代の流れを汲んで酒販店の一角で酒場をスタートし、今や長野・松本を拠点に展開する飲食企業へ成長した。同社を代表する業態「ゴールデン酒場」は、マイナス3℃に冷やしたスーパードライの大瓶580円(税別、以下同)をウリに誰もが親しめる大衆酒場として人気を博している。今回、同業態を下町、月島に念願の東京初出店。ここから食堂×大衆酒場の魅力を強みに東京でのさらなる展開を目指す。


酒屋の二代目が見出した大衆酒場の強さ

にぎやかにもんじゃ焼き店が軒を連ねる「月島もんじゃストリート」から細い路地に入ると、白く輝く「ゴールデン酒場」の大きな看板が目に飛び込んでくる。紺地に店名を白抜きにしたのれんが昭和レトロな趣があり、古民家が並ぶ下町、月島の風情に馴染んでいる。

「ゴールデン酒場」は昔ながらの大衆酒場に現代的な要素を取り入れた空間で、種類豊富かつリーズナブルな酒とつまみが楽しめる長野の繁盛店だ。運営しているニューコンセプトリゾート代表の髙木 茂氏は、松本市内で営業している酒販店の2代目。若かりし頃、家業の配達を手伝いながら、さまざまな飲食店の現場を目にするようになり、いつかは自分も店をやってみたいと思うようになったという。1990年代後半になってくると、酒類のディスカウントストアが台頭してきた。酒販店を取り巻く状況も変化するようになり、「このままでは店が立ち行かなくなる」と判断。オーナーである父の猛反対を押し切って、店舗の半分を改装し、7坪ぐらいの居酒屋をオープンした。酒販店ならではの良質な酒をリーズナブルに提供するとあって、店はたちまち連日満員御礼の繁盛店となった。

「その後、バーや貝料理の専門店といったさまざまな業態を長野や松本で展開をしてきました。経営が順調な店もあれば、廃業した店もあります。さまざまな浮き沈みの中で、集客や売上げが一番安定しているのは大衆的な店だと気づきました。酒屋出身ですから酒は売りたい。リーズナブルに酒を提供して、お客様に喜んでもらえる店はなんだろうと考えたとき、それは大衆酒場なんだと思うようになりました」と髙木氏は「ゴールデン酒場」に注力するようなった経緯を語る。同社は「ゴールデン酒場」と「ゴールデン食堂」の商標をとり、現在、長野県内に多くの店舗を展開している。

今までで一番出来がいいと髙木氏が語るのれん。色やロゴの大きさ、波の入れ方など、ビジュアルにとことんこだわったのだそう。パッと見て本格的な大衆酒場であることが伝わる

店舗データ

店名 月島ゴールデン酒場
住所 東京都中央区月島3-8-10

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アクセス 月島駅から徒歩5分
電話 03-3531-2366
営業時間 月曜~金曜16:00~25:00(料理LO24:30、ドリンクLO24:30) 土・日・祝日:11:30~25:00(料理LO24:30、ドリンクLO24:30)
定休日 なし
坪数客数 27坪55席
客単価 3000円
運営会社 ニューコンセプトリゾート有限会社
オープン日 2025年7月3日
関連リンク 月島ゴールデン酒場(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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