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南新宿に「OKEI TAPROOM(オケタプ)」がオープン。新橋でビストロを展開するokeyの自家醸造ビールが1杯650円~、シェフ謹製「やみつき中華」にコンセプトリニューアル

南新宿の「OKEI TAPROOM(オケタプ)」は、自家醸造のクラフトビールと「やみつき中華」がウリの居酒屋だ。オープンは2024年10月、当初はイタリアンやフレンチをベースにした料理を提供していたが、今年2月、現在のコンセプトにリニューアルした。運営はokey(東京都港区、代表:片寄雄啓氏)。同社はもともと新橋を中心にワイン業態を展開していたが、2021年に日暮里に「Okei Brewery Nippori」をオープンし、クラフトビールの自家醸造をスタート。そのビールを気軽に楽しめる場所がこの「OKEI TAPROOM」だ。盛り上げ上手な店長・藤田圭太氏を中心に、ビールをハブとした地域コミュニティを目指す。


ワイン業態を展開してきたokeyがビール醸造を始めたきっかけとは?

2005年、新橋で創業したokey。代表の片寄雄啓氏は広告業界出身、新橋のビジネス街でワイン業態を中心に展開してきた。コロナ禍を機に2021年には豪徳寺に「atelier de terrine maison okei」をオープンし、住宅街立地にも挑戦。さらに「Okei Brewery Nippori」でクラフトビールの自家醸造もスタートしたが、そのきっかけとなったのが、現在「OKEI TAPROOM」で店長を務める藤田氏だ。

ビールでもつくってみたらどうですか?――当時はクラフトビール店「IBREW(アイブリュー)」の新橋の店舗で働いていた藤田氏が、同店に飲みに来ていた片寄氏にカウンター越しに冗談で言ったセリフだ。それを受けて片寄氏は2021年10月、日暮里に「Okei Brewery Nippori」を開業し本当にクラフトビールの醸造をスタートした。

藤田氏は「まさか本当にやるとは思いませんでした。当時、片寄さんはあまりビールに詳しい様子もなかったですし……」と苦笑いする。片寄氏は「コロナ禍で社会情勢がいろいろと変化していた時期で、何か新しいことにチャレンジがしたかった。そんな時に藤田の一言があって『これだ!』と勢いで始めました」と話す。その後、藤田氏はokeyに入社。自身の発言がきっかけで生まれた「Okei Brewery Nippori」で働くことになった。

クラフトビール好きの藤田氏。飲食業の歴は20年と長いものの、新店舗の立ち上げに携わったことがなく、自分で店を立ち上げる経験がしたかったという。そこで藤田氏が「Okei Brewery Nippori」で働き始めて約2年が経った頃、南新宿の同物件に出合う。クラフトビール店にするならタップを置くために15坪は広さが必要と考えていたところ、同物件は18坪。きれいな長方形で、小田急線で新宿駅から各停で1駅の南新宿駅を出てすぐ。多くの路線が乗り入れる代々木駅からも徒歩圏内の好立地だ。「落ち着いたエリアなのでスタートダッシュは期待できないかもしれませんが、地道にやっていけば可能性はある場所だと思った。家賃とのバランスを考えて契約しました」と片寄氏。

南新宿駅からすぐ、代々木駅からも徒歩圏内の半地下の物件

店舗データ

店名 OKEI TAPROOM オケタプ
住所 東京都渋谷区代々木1-52-4 ベルテ南新宿 B1F

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アクセス 南新宿駅から徒歩1分、代々木駅から徒歩4分
電話 03-5309-2346
営業時間 15:00~23:00、土日祝は12:00~
定休日 月曜
坪数客数 18坪36席+立ち飲み4人ほど
客単価 4000円
運営会社 株式会社okey
オープン日 2024年10月21日
関連リンク atelier de terrine maison okei(記事)
関連リンク OKEI TAPROOM オケタプ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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