3店舗目は地域密着を意識!穏やかで気の良い恵比寿の住宅街で勝負
恵比寿駅東口から広尾方面へ徒歩9分。閑静な住宅街が広がる新橋通りの一角に、5月26日、「ゆうゆ」がオープンした。
オーナーの御幸佑亮氏は、「魚真」でホールアルバイトを経験し、その後「魚まみれ眞吉」で長年にわたり海鮮料理の腕を磨いた人物。「魚まみれ眞吉」を運営するフィッシュウェルを退職すると、独立までの数か月間、渋谷のアッパー居酒屋「高太郎」などでもアルバイトをしながら店舗運営を学んだ。2019年9月に恵比寿に「魚見茶寮」をオープンし、独立。「魚見茶寮」は閑静な立地に構える10坪のカウンターのみの空間で、繊細かつ上質な海鮮料理を提供。大人の隠れ家で高品質な料理を楽しめると評判を集め、近隣の会社員を中心に、外部から訪れる目的客など幅広い客層に支持される店へと成長した。
十分なスタッフが揃うと「魚見茶寮」から自転車圏内の渋谷新南口エリアに、2022年6月、「うゆう」を開業。コース主体の「魚見茶寮」に対し、同店はアラカルト中心のスタイルを採用。豊洲市場や御幸氏の故郷・鹿児島から届く厳選鮮魚に加え、野菜や肉料理もバランスよく提供する。口コミが広がると外からの目的客も増え、連日満席の繁盛店へと成長を遂げている。
「うゆう」での予約困難な状況や、中核として活躍していたスタッフの桶田裕太氏のために新たな店を開きたいという思いから、年明けから新店舗の出店を検討。当初は「うゆう」近隣の渋谷3丁目エリアの空中階物件を探していたが、偶然見つけたのは恵比寿と広尾の中間に位置する物件。「周囲に落ち着いた住宅街が広がるこの立地であれば、外部からの来店客が多い『魚見茶寮』や『うゆう』とは異なり、地域密着型の店舗をつくれそうだと考えました。また、穏やかで良い空気が巡っているので、長時間働く場所としても最適だと感じ、即日で申し込みました」。

恵比寿駅東口から徒歩9分、閑静な住宅街の一角に佇む。落ち着いたベージュの外壁と、大きく切り取られた窓がシックな印象を醸し出すファサード。店名のロゴが大きく記された提灯がひと際目を引く

15.8坪27席の店内は、黒を基調としたシックで高級感のある空間。元鉄板焼き店の天井ダクトは残し、ほかはスケルトン工事により一新。オープンキッチンを囲むカウンターを中心に、独立したカウンター席やカウンター個室を配置。奥にはテーブル席も完備し、多様なシーンに対応できるレイアウトとなっている
店舗データ
店名 | ゆうゆ |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿2-6-26 TQ恵比寿 1F A |
アクセス | 恵比寿駅から徒歩9分、広尾駅から徒歩12分 |
電話 | 070-3366-5750 |
営業時間 | 17:00~23:30(LO料理22:30 ドリンク23:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 15.8坪27席 |
客単価 | 7000~8000円 |
オープン日 | 2025年5月26日 |
関連リンク | ゆうゆ(Instagram) |
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