創作刺身と鉄板焼き、少量から楽しめる日本酒が推し!
フードの柱は、醤油のいらない創作刺身と鉄板焼き。看板メニューの「創作刺身 3種盛り合わせ」(2人前、1980円)は、中野ブロードウェイ地下商店街にある鮮魚店「勝田商店」から仕入れた新鮮な魚に、あえて醤油以外の味付けを施し提供。間借り営業時代に開発され、当時から好評を得ている一品だ。「東京には豊洲市場があるので、鮮度の良い魚を仕入れられる。その魚の質の良さを活かしながら、見せ方で差別化を図りたいと考え、創作刺身を始めました。単なる刺身の盛り合わせではなく、一料理として楽しんでもらいたい」と話す。
一方、鉄板焼きシリーズは、お客の前で調理する過程を楽しんでもらうエンターテインメント性をプラス。「店の外からも鉄板で調理している様子が見えることで、何の店なのかを一目で伝える効果もあります」とも。肉、魚、野菜料理など計8品前後を提供しており、中でも売れ筋は「帆立の香草バター」(1090円)や、「セセリの生姜焼」(690円)、「ネギだく牡蠣」(990円)。
これらのほかに「肉巻きねぎチー」(590円)や、「砂肝と行者にんにくのだし醤油」(590円)などのひと捻り加えた居酒屋メニューを揃えている。「日本酒を推したいので、それに合う品をラインナップしつつ、近隣住民の日常利用が中心なので、お通しを含めたメニューの内容を1~2週間ごとに変更しています。住宅街という立地を考慮し、家族連れや年配客にも親しみやすい料理を意識していますが、ひと手間ひと工夫を加えることは惜しみません」。
ドリンクは「生ビール中(サッポロ黒ラベル)」(590円)、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、サワー、果実酒など幅広く揃え、1杯420円~。特に日本酒がウリで、10種ほどを常備。90ml(490円~)、120ml(690円~)、150ml(890円~)、300ml(1690円~)からお客の好きな量を選べるのがポイントだ。平本氏は「私自身が大人になってから日本酒の美味しさに気づいたので、日本酒ビギナーや女性客でも気軽に試せるように、少量から頼めるようにしました」と説明する。

「創作刺身 3種盛り合わせ」。写真は「まぐろと自家製なめたけ」「ぶりの海苔トマトソース」「ひらめのニラポン酢」

鉄板焼きシリーズの人気メニュー「帆立の香草バター」(1090円)。塩焼きした帆立にディルを練りこんだバターを絡め、仕上げに食感のアクセントとしてトビッコを添えている
店舗データ
店名 | サカバ ハレルヤ |
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住所 | 東京都杉並区本天沼1-1-1 |
アクセス | JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩15分、西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩18分 |
電話 | 03-5327-8555 |
営業時間 | 17:30~23:30 |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 13坪23席 |
客単価 | 4000円 |
オープン日 | 2025年2月11日 |
関連リンク | サカバ ハレルヤ(Instagram) |