「上原の酒場 でばやし」の姉妹店「上原の酒場 でばちか」が代々木上原に開業。高知の食材を使った料理とおでん、40種類の焼酎を打ち出し「2軒目に提案される店」を目指す

目指すは「2軒目に提案される店」。イベント出店や高知市内への出店も

オープンして3ヵ月弱。「『でばやし』の常連客である近隣に住む30～50代が来てくれることが多く、カウンター主体のコンセプトも気に入ってくれている。また、お客様同士のつながりが生まれることも多い」と中島氏が話すとおり、狙い通りの滑り出しのうえ、地域のコミュニティの場としても機能し始めている。26時まで営業していることを強みに、「代々木上原で2軒目に提案される店になっていけたら」という。

今後については、「高知市内への出店で地元を盛り上げることを目標としつつ、地域のイベント出店にもチャレンジしていきたい」と意気込む二人。そんな二人の根本にある「面白いことをやりたい」という思いは、今後も新たな可能性を切り開いていくに違いない。

同級生コンビである調理担当の中島 良氏（左）と、サービス担当の田邊翔太氏（右）。中島氏は調理専門学校を卒業後、下北沢の「ととしぐれ」や「晩酌屋 まぼねん」などを経験。芸人として活動していたことも。田邊氏は、特別支援学校の教員から飲食業に転身した経歴を持つ

（取材＝吉田真琴）

店舗データ