「渋谷舌呑（シブヤゼットン）」が開業。創業30年となるゼットンの集大成「店づくりは、街づくり」 の原点に立ち返る店づくりを副社長兼zetton.inc,Hawaii会長・菊地 氏が体現！

展開型業態やハワイ業態、海外出店も視野に多彩な飲食店事業を続ける

オープンから2か月ほど。立ち飲みやハイテーブルのゾーンでの軽い利用から店内奥のテーブルでゆったりと食事を楽しむ利用まで多様な利用シーンに使われている。

今後については、「ゼットンは立地に合わせて店づくりを行うケースも多い。この『舌呑』業態も、業態にフィットする色のある立地があれば出店したいし、グローバル戦略ブランドとしても想定している。加えて、今後は 40~50 店舗ほど広げられるような展開型ブランドや、早期回収型の事業なども戦略的にやりたい」と菊地氏。さらに、「『アロハテーブル』のようなハワイ業態もまだまだ可能性は十分。円安によりハワイ旅行に行きにくくなった今、日本でハワイを感じられる飲食店もニーズは高まっている。また、海外展開についても、近年、多くの飲食企業が海外に熱視線を送っていますが、当社は2009年からすでにハワイ展開を開始している。長年、培ってきた海外出店のノウハウを生かし、今後もハワイに限らず国内のみならず海外にも展開していきたい」とも話す。

「渋谷舌呑」店長の丸山竜磨氏（写真左端）と、スタッフのみなさん。菊地氏はハワイ在住のため、オンラインで話を聞いた

（取材＝大関　まなみ）

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