内装を作り込み、外食ならではの体験価値を訴求
約57坪の広々とした店内は、入口すぐにはDJブース。海外のパブを彷彿とさせるスタンディングエリアや、臨場感あふれるカウンター席、様々なシーンで利用可能なダイニングテーブルエリアや個室を配備。虎をあしらったステンドグラスや棚には昔懐かしい平成初期の雑誌やビデオを並べ、渋谷ならではのカルチャーを感じられる場所を目指した。「アメリカ生活の長い日本人クリエーターが日本の酒場パブを作るとしたら?」という設定でイメージを膨らませていったという。
内装デザインには相応の投資をし、完成度の高い空間となっているが、ここにも菊地氏の想いが表れている。「飲食店はそこでしか体験できない雰囲気を楽しむもの。最近は低投資でつくった店で安価な価格帯で流行らせる店も多い。もちろん利益を出すことはビジネスとしては大事です。一方で、ただ安いだけではスタッフの給料も一向に上がらない。外食ならではの時間や体験を提供し、それに対し適正な対価をもらえるような世の中にしていきたいという思いも、この『渋谷舌呑』では意識しています」と菊地氏は話す。
店舗データ
店名 | 渋谷舌呑(シブヤゼットン) |
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住所 | 東京都渋谷区渋谷1-10-9 |
アクセス | 渋谷駅各線 徒歩3~4分 |
電話 | 03-6433-5780 |
営業時間 | 15:00~23:30(フードLO 22:30)、金土15:00~26:00(深夜メニューLO 25:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 約57坪76席 |
客単価 | 3500円から |
運営会社 | 株式会社ゼットン |
オープン日 | 2024年11月13日 |
関連リンク | 渋谷舌呑(HP) |
関連リンク | 渋谷舌呑(Instagram) |