大阪・梅田バルチカ03の店舗は坪月商95万円、大ヒットブランド「漁師酒場あらき」が神田にオープン！高知の漁師が始めたARAKI GROUPの海鮮居酒屋、東京初出店

商業施設を中心に年２～3店舗の出店を検討。スタッフの独立支援も

2024年の年末にオープンし、1か月ほど。12月中は20時や21時からの二次会や三次会需要で盛り上がるものの、それ以前の時間帯に課題を感じているという。1月からは15時からのハッピーアワーを打ち出し、早い時間帯からの集客を図る。

今後については、今年は先述の商業施設の出店が控えるほか、「商業施設を中心に、年に２～３店舗ペースで出店していけたら」と荒木氏。「とはいえ、うちはチェーン店のようでチェーン店ではなく、手作りにこだわっている。急速な展開は考えていません」とも。「私自身、そこまで野心があるわけではない。私は岡山の会社にサポートしてもらいりゅうじんを設立し、飲食店の展開を始められた経緯がある。同じように誰かのサポートができたらと思っていて、今年は独立するスタッフによるFC1号店のオープンも予定しています」と荒木氏は話す。

ARAKI GROUPの代表、荒木啓弘氏は1981年生まれの43歳。15年ほど前、妻と二人で自家製のカツオのタタキを手売りするところから会社を始めたという。現在は水産事業や飲食店の展開に加え、人材派遣業やダイビング、民宿など幅広い事業を行う

（取材＝大関　まなみ）

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