大阪・梅田バルチカ03の店舗は坪月商95万円、大ヒットブランド「漁師酒場あらき」が神田にオープン！高知の漁師が始めたARAKI GROUPの海鮮居酒屋、東京初出店

「あの店のあれが食べたい」というメニューは置かず「あらきでいっか」を目指す

メニューは「漁師酒場あらき」の既存店をベースにしつつ、今回は「寿司と炉端」をテーマに打ち出した。これまで既存店では焼魚等はスチコンで調理していたが、2024年に高知の干物加工メーカー、ひらきの高橋を事業承継し、その干物を生かすための調理法として炉端を取り入れた。

グループ会社から供給する海鮮を生かしたメニューが目白押しで、刺身は「鰹わら焼きたたき」（869円）や「あらき名物まぐろ盛」（1408円）をはじめ、季節もの含め多彩な魚種を用意。盛り合わせは三種1089円～。刺身は一般的な厚さの2倍にカットし、食べ応ええある仕立てが特徴だ。炉端は「イカの姿焼き」「ホタテバター醤油」（各759円）などの海鮮や野菜各種、グループ会社の干物の炉端焼きを取り揃える。寿司は一貫99円～。それ以外にも、揚げ物や天ぷら、鯛出汁のおでんなど、バラエティ豊かなラインナップだ。「あの店のあれが食べたい、というメニューは置いていません。奇をてらったものはなく、何でもある構成で、店に悩んだ時に『あらきでいっか』となるような、そんな店を目指しています」と荒木氏。とはいえ、なるべく既製品を使わず手作りを取り入れるなど、細かな工夫や手間ひまが人気の秘密となっている。

ドリンクは、「生ビール」（548円）はアサヒ、日本酒（438円～）、サワー・酎ハイ（438円～）ハイボール（482円～）など居酒屋の定番を一通りラインナップ。「土佐ゆずサワー」「土佐文旦サワー」（各548円）といった高知の特産を使ったドリンクや、日本酒も高知県のものを多く揃えているのが特徴だ。

高知と言えばカツオ。「鰹わら焼きたたき」も、もちろんラインナップする。塩かポン酢で選べる

日本酒は10品、高知のものを多く取りそろえる

店舗データ