リーズナブルな価格で楽しむタイ料理とワインのマリアージュ
キッチンに鶴岡氏自身は立たないが、メニュー開発を手掛け、氏の薫陶を受けたスタッフが調理を担っている。メニューは奇をてらわない、日本人にお馴染みのポピュラーなタイ料理が中心。近隣に住むファミリー層をターゲットにしているため、辛さは控えめだ。料理のポーションは2人前。二人で訪れても4,5品頼める想定にしている。メニューそれぞれの価格はリーズナブルで、客単価は3000円。現在、メニュー数は多くはないが、冬に鍋料理を出すなどおいおい増やしていく予定だという。
人気はワインのつまみに最適な焼き物のメニュー。「ガイヤーン 鶏もも肉のスパイシーロースト」(1380円)、「ペットヤーン 鴨胸肉のスパイシーロースト」(1480円)などがそろっている。おすすめは「自家製チェンマイソーセージ」(980円)。豚肉にバイマックルやカー、レモングラスなどのタイのハーブやタイの唐辛子を刻んで入れた、シンプルだけど手の込んだ一品だ。定番の「ガイパット 鶏ひき肉ホーリーバジル炒めごはん」(1100円)、「パッタイ 海鮮焼きそば」(1100円)といった麺飯ものも好評。ランチとディナーは同じメニューを提供しており、ランチ時は、麺飯ものに「ポピアソッド 生春巻き」(680円)、「ヤムウンセン 春雨のスパイシーサラダ」(890円)などをプラスするスタイルが多いのだそう。もちろんスパイシーなタイ料理で昼飲みを楽しむことができる。
ドリンクは自然派ワインと、タイや東南アジアのビールが充実。ワインは泡/赤/白/オレンジ/ロゼなど常時50種類ほどをラインナップ。同じ種類のものは置いておらず、全て違う種類のワインでそろえている。生産量が限られる自然派ワインのため、次に訪れたときに同じものがあるとは限らず、一期一会の楽しみがある。ワインはグラス単位での販売はなく、すべてボトル売り(4200円~)だ。ビールは「シンハー」(750円)などのタイの定番ビールの他に、インドネシアのビール「ビンタン」(750円)やベトナムのビール「バーバーバー」(750円)などがそろう。ユニークなところでは、タイのワインベースカクテル「SPY」(各種750円)。タイではコンビニエンスストアでも売られるほど人気のドリンクで、フルーティで甘口の微発砲カクテルはお酒が苦手という女性に好評だ。
店舗データ
店名 | タイ食堂 バンガオ(Ban Gao) |
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住所 | 東京都中央区月島1-26-9 |
アクセス | 東京メトロ有楽町線月島駅から徒歩2分 |
電話 | 03-3520-8619 |
営業時間 | ランチ12:00~14:30、ディナー17:00~23:00、日曜12:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 13坪26席(1・2階合わせて) |
客単価 | 3000円 |
オープン日 | 2024年10月27日 |
関連リンク | タイ食堂 バンガオ(Instagram) |