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月島に「タイ食堂バンガオ」がオープン。中華×ワインブームの先駆けとなった「Hugan(フガン)」の新店舗はタイ料理と自然派ワインをカジュアルに楽しむアジアン食堂

10月26日、月島に「タイ食堂バンガオ」がオープンした。路地裏にある長屋の古民家をリノベーションしたレトロな雰囲気の店内で、オーソドックスなタイ料理とワインが気軽に楽しめる“食堂”だ。オーナーは旬の食材を使った創作中華と自然派ワインの組み合わせで人気を博している「Hugan(フガン)」経営の鶴岡久也氏。「Hugan」とはひと味違うカジュアルな業態で、ワインと東南アジア料理が好きな鶴岡氏ならではの店作りを目指す。


好きなワインと創作中華で独自の世界を築く

もんじゃ焼きで有名な月島は、大通りから一歩入ると昔ながらの長屋が軒を連ねる路地裏が迷路のように続いている。そんな路地裏の一角にオープンしたのが「タイ食堂バンガオ」だ。

「月島は長屋が多いんです。今は再開発で無くなりつつありますが、2店舗目をやるなら長屋の古民家でやりたいとずっと思っていました」と語るのは、中華×ワインで人気を博している「Hugan(フガン)」オーナーの鶴岡久也氏。現在35歳になる鶴岡氏の飲食業界でのキャリアは、アルバイトで入ったグローバルダイニング運営の「モンスーンカフェ 麻布十番店」(現在は閉店)から始まる。接客業務を担っていたが、やがて料理に関心を持つようになった鶴岡氏は、グローバルダイニング出身でもあるBigBelly代表大林芳彰氏が運営する、池袋の「アガリコオリエンタルビストロ」に入店。5年間、「アガリコ」でみっちり調理や店舗運営などについて学んだ後、独立して2017年に「Hugan」をオープンした。

以前からワインが好きだったという鶴岡氏が目指したのは、アジアン料理とワインの組み合わせを楽しむ店。現在、中華料理とワインをメインにした店が続々と登場しているが、当時、中華×ワインをコンセプトとした店は珍しく、まさに先駆け的な存在と言えるだろう。旬の食材にこだわった創作中華とワインとの絶妙な組み合わせは、オープン当初から注目を集め、着実にファンを増やして繁盛店となった。オープンしてから7年経ち、経営も安定してきたことから2店舗目を画策。大林氏のアドバイスを受けながら、「タイ食堂バンガオ」のオープンとなった。

月島駅から徒歩2分。路地裏に灯る看板の明かりについつい誘われて足を運んでしまいそうだ

店舗データ

店名 タイ食堂 バンガオ(Ban Gao)
住所 東京都中央区月島1-26-9

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アクセス 東京メトロ有楽町線月島駅から徒歩2分
電話 03-3520-8619
営業時間 ランチ12:00~14:30、ディナー17:00~23:00、日曜12:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 13坪26席(1・2階合わせて)
客単価 3000円
オープン日 2024年10月27日
関連リンク タイ食堂 バンガオ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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