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門前仲町に「Wine Stand Alfie(アルフィ)」が開業。富士屋本店や豪州のワイナリー、ルーシーマルゴーを経験した店主の独立店、ナチュラルワインと季節の小皿料理の立ち飲み

4月24日、門前仲町に「Wine Stand Alfie」がオープンした。横田勝哉氏の独立店で、同氏はワインバルを展開するダイニング富士屋本店(東京都渋谷区)などの飲食店の経験に加え、オーストラリアのワイナリー、ルーシーマルゴーでワイン造りにも携わった人物だ。コの字カウンターを囲む立ち飲みで、ナチュラルワインと季節の小皿料理を提供。赤提灯の大衆酒場が多い門前仲町に「今までなかった店」として地元の人を中心に集客。業績は好調に推移しており、目標とする坪月商30万円も間近だ。


「酒に興味がない」からスタート。豪州でワイン造りの現場を経験したことが強みに

オーナーの横田氏は調理師学校を卒業後、料理人としてキャリアをスタート。何軒かのレストランを経験する中で、三軒茶屋の「85BAL TEPPEN」でナチュラルワインの魅力に目覚めたという。「実はそれまで酒にまったく興味がなかったんです。酒を飲む意味がわからない、と思っていたくらい(笑)。ですがその店はカウンターキッチンで、お客様からワインについて聞かれることも多かった。まったく飲まない自分はうまく答えられず悔しい思いをしました。そこから酒の勉強を始め、その中でも、ナチュラルワインなら美味しく飲める、と気づいてのめり込みました」と横田氏。特に衝撃を受けたのが、オーストラリアのワイナリー、ルーシーマルゴーのワインだ。「その美味しさに感動し、このワイナリーのワインを一通り飲んでみたい!と、ルーシーマルゴーについて調べまくり、扱っている店を探しては飲みに行きましたね」と振り返る。

やがてワイン造りに興味が沸いた横田氏はオーストラリアへ。「どこかしらのワイナリーで働けたらと思いつつ、特にアテもなく最初のうちは食べ歩きをしたり語学の勉強をしたりしていました。やがて資金が底をついたので現地の日本食のレストランで働き始めると、そこのオーナーのつながりで奇跡的にルーシーマルゴーのワイナリーを見に行くことができました。繰り返し『明日も来ていい?』と聞ききながら毎日ワイナリーに通いつめ(笑)、8か月ほど醸造作業を手伝わせてもらいました」と話す。「そこでわかったのは、醸造の過程はワイン造りのほんの一部でしかないということ。それ以上に土壌の管理など、様々な仕事がある。40度の炎天下でフラフラになりながら畑を耕したのも、いい思い出です。こうしたワインの製造現場を直に見たことは、今後、ワインを売っていくうえで自分の強みにできると思いました」。

門前仲町駅から徒歩2分ほどだが、大通りから1本入りほどよく静かな路面に立地

店舗データ

店名 Wine Stand Alfie(ワインスタンドアルフィ)
住所 東京都江東区門前仲町1-8-2 1F

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アクセス 門前仲町駅3番出口から徒歩2分
営業時間 18:00~翌2:00【金】18:00~翌4:00【土】15:00~翌4:00【日・祝】15:00~翌2:00
定休日 火曜
坪数客数 13坪20人
客単価 4000~5000円
オープン日 2024年4月24日
関連リンク Wine Stand Alfie(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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