用賀に「五月四日（いつきよっか）」がオープン。赤坂「まるしげ夢葉家」で12年修業し独立、素朴だけど手間暇かけた「身体に馴染む料理」が身上の居酒屋

地元客と外からの目的客の割合は７：３と「理想的なバランス」

オープンから９か月ほど。地元の35歳以上を中心に賑わうが、雑誌などメディアにもたびたび取り上げられ、他の街から訪れるお客が3割ほどを占めるという。「地元のお客様を大切にして地域に根付く店にしたいですが、わざわざ訪れる価値のあるお店でもありたいので、このバランスは理想的です」と与那覇氏。19時までは未就学児連れも来店可能としており、「将来、親に連れられてきた子どもが大人になって飲みに来てくれたら嬉しい」と話すように、長く続く店が与那覇氏の目標だ。

オーナーの与那覇朝雄氏。「積極的な店舗展開は考えていませんが、僕を含めラップグループ時代の仲間は、いま全員が独立して事業を行っている。いつかまた3人で再結成し、何かやろうと話しています」

（取材＝大関　まなみ）

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