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新宿に「サガノサカバ」が開業。「ご当地居酒屋」のfun functionの新業態、佐賀市三瀬村「みつせ鶏」の串焼きはじめ佐賀の魅力を発信、周辺にないスタイリッシュな空間で新境地を拓く!

7月5日、新宿に「サガノサカバ」がオープンした。運営は「ご当地居酒屋」の展開で知られるfun function(東京都中央区、代表取締役社長:合掌智宏氏)。佐賀市三瀬村のブランド鶏「みつせ鶏」の串焼きをはじめ、佐賀にまつわる料理や酒を提供。地域の魅力発信する居酒屋だ。これまではオフィス街でサラリーマンをメインターゲットにした店が多かった同社だが、今回はサラリーマンのみならずデートや女子会にも使えるスタイリッシュな空間で、「ご当地居酒屋」の新境地を拓く。


「北海道八雲町」からスタートし、地域の魅力を発信する「ご当地居酒屋」を牽引

魅力的な食材が眠る地方に着目し、その土地のものを使った料理や酒を提供する「ご当地居酒屋」。その土地の魅力を居酒屋というフィルターを通して広く発信するこのモデルは2000年代から脚光を浴び始めた。「六次産業化」を推進した「塚田農場」のエー・ピーカンパニーや、「産地とお客様をつなぐ」の理念で生産者とのつながりを生かした居酒屋を展開するkayaグループもこの「ご当地居酒屋」のモデルと言える。中でもとりわけ、このスタイルを牽引してきたのがfun functionだ。

代表の合掌智宏氏は建築関係の会社員を経て地元・福井の飲食企業へ。独立し、当初は焼きとん店を展開していたが、北海道八雲町へと転勤になった幼馴染から、土地の食材を送られてきたことが「ご当地居酒屋」を始めるきっかけとなった。魚介や野菜、牛乳など、その美味しさに感動した合掌氏は、その魅力を発信する居酒屋を始めることを決意。開業にあたり行政と提携を図ったが、その際、行政に求めたのは補助金などのマネーではなく、食材仕入れの協力など、情熱や労力、人とのつながりだ。そうして2009年、町公認のアンテナショップとして「北海道八雲町」をオープン。八雲町の美味しい食材やユニークなコンセプトが受け入れられ、この後も同様の「ご当地居酒屋」を展開。北海道八雲町のみならず、日本各地に眠る魅力的な食材を有する町を探し、行政と連携しながら「ご当地居酒屋」を次々に出店。「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏」や「北海道厚岸」、「福井県美浜町」、「高知県芸西村」など、町公認ゆえ多くの店舗で行政の名前を店名に掲げているのがポイントだ。地方自治体と飲食業との新しい結びつきの形を示したとして、2014年には「外食アワード」も受賞した。

「サガノサカバ」店内。オープンなカウンターを中心とした店内。奥にはハイチェアのテーブルやベンチ席も配置

店舗データ

店名 サガノサガバ
住所 東京都新宿区西新宿1-18-16 B1F

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アクセス 新宿駅西口から徒歩2分
電話 03-6258-5221
営業時間 17:00~23:00(近日中にランチ営業も開始予定)
定休日 日、祝
坪数客数 34坪50席
客単価 5000円
運営会社 株式会社fun function
オープン日 2024年7月5日
関連リンク サガノサカバ(Instagram)
関連リンク 株式会社funfunction(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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