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ドリンク1杯300円~お通しナシでZ世代に人気の「和食ばるざっくばらん」の2号店、「海鮮酒場ざっくばらん」が自由が丘に開業。食事を充実し1軒目利用を狙うネオ大衆酒場

4月1日、自由が丘に「海鮮酒場ざっくばらん」がオープンした。代表の小板橋 賢人氏は、19歳のときに飲食店経営を夢みて、その後、さまざまな店で経験を積む。2018年、26歳のときに念願の1号店「和食ばる ざっくばらん」を自由が丘駅から徒歩1分のビルに出店。リーズナブルな料金設定で20代中心の若いスタッフが働く店は、やはり20代中心の若いお客をひきつけ、平日でも朝まで賑わう人気店となった。2号店となる同店は、魚介をメインにした料理をレベルアップさせ、新たな客層の獲得を目指す。


10代で考えた夢を実現させた自由が丘での出店

19歳の時に、将来は飲食店を持つという夢をノートに書きつけていたという代表の小板橋 賢人氏。保育士と飲食店バイトの2足わらじからスタートし、保育士として責任のある立場になるか、飲食店のオーナーになるか、どちらかを選ぶとなったとき、飲食業界に進んだという異色のキャリアの持ち主だ。夢の実現に向けて、2,3カ月周期でさまざまな居酒屋のバイトをしたり、都内の飲食店を食べ歩いたりするなど経験を重ねた。そして、その夢を1号店「和食ばる ざっくばらん」で実現した。当初、自由が丘での開業は考えていなかったという小板橋氏。なかなか物件が決まらず、仕事帰りの次いでぐらいの気持ちで見に行ったのが今の1号店の店舗だという。内装が整い、あまり手を入れずに居抜きで使えそうなところが描いていたイメージと重なり即決した。

ビルの7階での営業は、スタート当初は厳しいものだったそう。「オープンしたばかりの頃、1週間たっても新規のお客様がなかなか来ない。心が折れそうになってもおかしくはないんですが、むしろ僕の右腕の塚本翔太とこれから目指したい『ざっくばらん』の夢を語り合いました。その時間は、今に繋がる大切な時間だったと思います」と小板橋氏は話す。その後、地道に口コミが広がっていき、現在のような繁盛店になった。ドリンク一杯300円から、お通しは無い。これには理由があると言う。「今まで悩んでいる若い子たちをたくさん見てきました。だから、若くてあまりお金が持っていなくても、気軽に店に来て、僕たちと“ざっくばらん”に話をして過ごせる場所を作りたかったんです。例え、一杯でもいい。楽しいとき、悲しいとき、悩んでいるとき、どんなときにも心置きなく来てほしいですね」(小板橋氏)。気さくなスタッフとリーズナブルな価格が相まって、20代の若い人たちで朝までにぎわう居酒屋となった。

「和食ばる ざっくばらん」の外観。自由が丘駅北口から住宅街へと続く道の途中にある。白い壁にロゴだけの看板、粋なのれん。シンプルで和モダンな雰囲気が隠れ家のような趣がある

店舗データ

店名 海鮮酒場 ざっくばらん
住所 東京都目黒区自由が丘1-23-4 樋口ビル1F

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アクセス 東急東横線自由が丘駅より徒歩6分
電話 03-5726-8616
営業時間 17:00~23:30
定休日 日曜
坪数客数 13坪16席
客単価 5000円
オープン日 2024年4月1日
関連リンク 海鮮酒場 ざっくばらん(HP)
関連リンク 海鮮酒場 ざっくばらん(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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