東京進出店も多数。高級店ゾーンにはMUGENのすし店がオープン
さらに、他地方からの進出組も目立つ。大阪のミシュラン店「中華菜エスサワダ」のカジュアル業態、「中華バルサワダ 正宗広東私房菜」も出店。シグネチャーのクリスピーチキンをはじめ、本格中国料理「サワダ」の味が肩ひじ張らずに楽しめる。
同じく関西から「野乃鳥 幻鳥」も出店。大阪発の焼鳥業態で、運営の野乃鳥は近年は鶏肉卸の会社も参加におさめ、「鳥、まるごと。」を理念に飲食店運営だけでなく生産過程から携わる企業だ。2022年から着々と東京出店を進めており、今後の展開も期待される。
名古屋からは「創作串揚げつだ」がオープン。カジュアル業態が並ぶゾーンの反対側には、予約型の高級店が並ぶ一角がある。同店がオープンしたのはそのエリア。名古屋で実績を積んだ串揚げ店で、「六覺燈」などで修業した店主の津田猛氏による創作串揚げをおまかせストップ制のコースなどで提供する。
その高級店ゾーンの一角には「鮨 おにかい×2」も。「なかめのてっぺん」といった居酒屋業態を主に、近年、すしや天ぷらなど高級業態を展開し若手職人の活躍の場の提供にも力を入れるMUGENの新店舗だ。最近では、同社がマルハンのグループ傘下に入ったことも話題になった。今回は瞬く間に人気店となった「鮨 おにかい」の新シリーズ。スタジオムーンの金子誉樹氏による青を基調とした空間づくりも圧巻だ。さらにその隣で「鮨すがひさ」もMUGENが運営する。江戸前鮨×タイ料理をかけ合わせた “変タイ鮨” で話題の武蔵溝ノ口の同店とのタッグ。青を基調とした「鮨 おにかい×2」に対し、赤を打ち出した空間の対比も見どころだ。